108 TECHNICAL GUIDE照度計算と器具配置台数は式が、位置は天井が決める 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
光束法は平均の話
逐点法は一点の話
間隔はS/Hで決まる
壁際は間隔の半分
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
照度計算と器具配置
台数は式が、位置は天井が決める
光束法で台数を出し、格子で並べ、逐点法で確かめる。
UとMを1.0にすると3割足りなくなる
3
つの道具
0.7
前後(保守率)
1/2
(壁際)
出典:HARITAの設計室「【照明設備の設計マニュアル②】照度計算と器具配置 ― 光束法・逐点法・格子配置」
SECTION
01
この章で答えること
計算すれば並べられるか
台数と位置は別の仕事
このセクションで扱うこと
01
3つの道具の使い分け
02
光束法の式の中身
03
格子配置と天井の取り合い
02
光束法の式
N = E × A ÷(F × U × M)
分子|E × A
目標照度[lx]× 面積[㎡]
その部屋に必要な光の総量
分母|F × U × M
光束[lm]× 照明率 × 保守率
器具1台が作業面へ届ける光
割り算の意味を言葉にすると、そのまま日本語になる。
照明率 U
室指数と天井・壁・床の反射率
メーカーの表から引く
保守率 M
清浄な屋内のLEDで
0.7前後が目安
1.0のままだと
必要台数が3割ほど
足りなくなる
細長い部屋や天井の高い部屋ほど光は壁に吸われる。これが室指数の正体。
照明率Uは器具が出した光のうち作業面へ届く割合。部屋の形と反射率で変わるので、器具ごとにメーカーの表を引く。
03
取り違えやすいところ
平均と一点、台数と位置
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
U・Mは1.0でよい
3割不足
台数が足りなくなる
M=0.7
清浄な屋内のLED
平均が出ていれば足りる
隅は別
均斉度で落ちる
逐点法
で一点を確かめる
間隔は広いほど得
上限あり
最大許容間隔比
シマ
が床に出る
計算どおりに並べられる
崩れる
天井には先客がいる
余裕
を見て計算する
細長い部屋・天井の高い部屋ほど光は壁に吸われる。これが室指数の正体
この3つ、すぐ答えられますか
光束法の分子と分母
分子は部屋に必要な光の総量、分母は1台が作業面へ届ける光
U・Mを1.0にすると
必要台数が3割ほど足りなくなる
器具の間隔を決めるもの
間隔Sと作業面までの高さHの比(S/H)
壁際の目安
器具間隔の半分あたり
「計算は合っているのに暗く感じる部屋」は、平均照度は満たしていても均斉度で落ちている状態。最大許容間隔比は守る。
04
3つの道具を使い分ける
台数 → 並べ方 → 確認
光束法
何台
部屋全体の平均照度から必要台数を出す
式はひとつだけ覚えれば足りる
まずこれでおおよその台数を確定する
格子配置
どこに
等間隔の格子で隣の光を重ね、ムラを減らす
間隔SはS/Hの上限(最大許容間隔比)を超えない範囲で広げる
壁際は器具間隔の半分あたり
逐点法
一点は
受付カウンター・操作盤・高天井の作業台で使う
照度は距離の2乗に反比例し、斜めから当たるほど弱い
真下がいちばん明るく、横にずれると急に落ちる
順番は光束法→格子配置→逐点法。台数を出し、並べ、気になる点だけ確かめる、というのが実務の流れ。
05
まとめ|照度計算と器具配置
式・間隔・天井
1
式を崩さない
N=E×A÷(F×U×M)。照明率Uと保守率Mを1.0のまま計算すると必要台数が3割ほど足りなくなる
U × M
2
間隔はS/Hで決まる
器具間隔Sと作業面までの高さHの比に上限がある。超えない範囲で広げるのが、台数を減らしつつ品質を守るコツ
壁際は1/2
3
天井には先客がいる
空調吹出口・スプリンクラー・煙感知器・点検口が先に決まる。格子は崩れる前提で余裕を持たせ、崩した理由を図面に書く
崩す前提
ぎりぎりの台数で組むと、器具を1台ずらした瞬間に照度が足りなくなる。余裕は品質ではなく、調整の余地として要る。
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