114
TECHNICAL GUIDE
3本以下で0.70
61本以上で0.34
接地線は数えない
温度補正と併用する
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
電流減少係数
束ねるほど流せなくなる
許容電流表の値は、1本で放熱できる前提の数字。
同一管内の本数が増えるほど階段状に下がる
0.70
(3本以下)
0.34
(61本〜)
7
つの区分
出典:HARITAの設計室「内線規程のテーマ解説|電流減少係数」(内線規程1340・電技解釈146条)
SECTION
01
この章で答えること
許容電流表の値をそのまま使えるか
まとめて入れれば、熱の逃げ場がなくなる
このセクションで扱うこと
01
なぜ割り引くのか
02
本数別の係数
03
減らしたくないときの手
02
計算の組み立て
許容電流 × 電流減少係数 ×(温度補正)
許容電流
その電線サイズの表の値
1本で放熱できる前提
電流減少係数
同一管内の電線数で決まる
0.70〜0.34
温度補正
周囲温度が高い場所では
温度補正係数も併用する
この3つを掛けたものが、実際に流せる電流。掛けるほど小さくなる。
接地線は数えない
本数に含めると余計に割り引いてしまう
減らしたくないとき
サイズアップするか、管を分ける
同じ太さでも、本数で実際に流せる電流は半分近くまで変わる。
根拠は内線規程1340と電技解釈146条。同一の管・線ぴ・ダクトに収める絶縁電線の本数で決まる。
03
本数別の係数
階段状に小さくなる
同一管内の電線数
係数
3本以下との差
3以下 / 4
0.70
/ 0.63
基準
/ −10%
5〜6 / 7〜15
0.56
/ 0.49
−20%
/ −30%
16〜40 / 41〜60
0.43
/ 0.39
−39%
/ −44%
61以上
0.34
下限
−51%
半分以下になる
「3本以下」なので3本ちょうどは0.70。区切りの読み方に注意
この3つ、すぐ答えられますか
計算式
許容電流 × 電流減少係数 ×(周囲温度の補正)
3本以下と61本以上
0.70 と 0.34。半分以下まで下がる
接地線の扱い
本数に含めない
減らしたくないとき
サイズアップするか、管を分ける
係数は割り引くためのもの。掛ければ必ず小さくなる。増えると思っていると、逆方向にサイズを間違える。
04
設計で効いてくるところ
詰め込みの代償
放熱
熱がこもる
1本なら熱はすぐ逃げる
束ねると逃げ場がなくなる
だから本数が増えるほど控えめにする
数え方
接地線は除く
同一の管・線ぴ・ダクトに収める絶縁電線が対象
接地線は本数に含めない
含めると余計に割り引いてしまう
対策
2つ
電線をサイズアップして補正後の値を確保する
管を分けて1管あたりの本数を減らす
詰め込みすぎないことが最初の対策
周囲温度が高い場所では温度補正係数も併用する。係数は1つではなく、掛け合わせて効いてくる。
05
まとめ|電流減少係数
式・数字・対策
1
表の値はそのまま使えない
補正後の許容電流=許容電流×電流減少係数×(周囲温度の補正)。同一管内の本数が多いほど放熱が悪く、係数は小さくなる
×係数
2
0.70から0.34まで
3以下0.70/4は0.63/5〜6は0.56/7〜15は0.49/16〜40は0.43/41〜60は0.39/61以上は0.34
7区分
3
接地線は数えない
接地線を含めると余計に割り引く。減らしたくないなら、サイズアップするか管を分ける
対策は2つ
同じ太さの電線でも、本数の違いで実際に流せる電流は半分近くまで変わる。管の詰め込みは、そのままサイズの問題になる。