117 TECHNICAL GUIDE照明の回路分割容量と長さで決まる 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
連続負荷は8割まで
点滅グループ≠回路
開閉器→電線の順
予備回路は必ず残す
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
照明の回路分割
容量と長さで決まる
台数だけで割ると、長い廊下や屋外灯でつまずく。
器は8割で満杯、残りは距離が決める
8
割で満杯
2
つの物差し
3
つの対策
出典:HARITAの設計室「【照明設備の設計マニュアル⑤】回路分割と分電盤」
SECTION
01
この章で答えること
台数を数えて均等に割ればよいか
容量が足りていても、遠い器具は電圧が下がる
このセクションで扱うこと
01
1回路に何台載せるか
02
長さが効いてくる理由
03
開閉器と電線の決める順番
02
2つの物差しで割る
容量と、こう長
容量|器は8割で満杯
照明は何時間も連続して流れる負荷
開閉器の定格の8割程度までが目安
長さ|電圧降下
落ち方は「流れる電流×こう長」に
だいたい比例する
容量が足りていても、盤から遠い器具は電圧が下がる。電線にも抵抗があるから。
対策①
電線を太くする
対策②
回路を分けて電流を減らす
対策③
200V配電で電流を半分に
LEDは多少の変動では明るさが変わらないが、許容範囲を下回るとちらつく。
竣工時は問題なくても、末端に器具を1台足した瞬間に症状が出る、という現れ方をする。長い廊下・駐車場の外灯・離れた棟で効いてくる。
03
取り違えやすいところ
分け方と決める順番
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
定格いっぱいまで載せてよい
8割
程度までが目安
連続
して流れる負荷
点滅グループ=回路
別もの
スイッチの分け方
回路
はブレーカーの分け方
電線を決めてから開閉器
開閉器が先
負荷
電流から定格を決める
台数が同じなら同じ回路数
こう長
でも変わる
電流
×こう長に比例
分岐回路の定格・電線太さ・こう長の組み合わせは内線規程の表で確認
この3つ、すぐ答えられますか
1回路の目安
開閉器の定格の8割程度まで
点滅グループと回路
別もの。スイッチの分け方とブレーカーの分け方
決める順番
負荷電流→開閉器の定格→守れる電線の太さ
電圧降下の対策
太くする/回路を分ける/200V配電にする
太い開閉器に細い電線をつなぐと、ブレーカーが落ちる前に電線が発熱する。守るべきものが守られない状態になる。
04
盤に落とし込む
容量・距離・図面
容量
8割
1回路の容量は開閉器の定格で決まる
連続使用の負荷は定格の8割程度に抑える
点滅グループとは分け方が別もの
距離
こう長
電圧降下は電流×こう長にだいたい比例
長い廊下・屋外灯・離れた棟で効いてくる
太くする/分ける/200Vにするの3択
図面
回路番号
平面図・回路表・盤を回路番号でつなぐ
用途欄に「窓側」「専用」まで書いておく
予備回路は必ず残す
回路表の用途欄に性格まで書いておくと、10年後に改修する人がどの回路を触ってよいかを判断できる。
05
まとめ|照明の回路分割
容量・長さ・順番
1
器は8割で満杯
1回路の容量は開閉器の定格で決まるが、照明は何時間も連続して流れる負荷なので、定格の8割程度までに抑えるのが目安
連続負荷
2
長さがもう1つの物差し
容量が足りていても遠い器具は電圧が下がる。対策は、電線を太くする/回路を分ける/200V配電にして電流を半分にする
電流×こう長
3
開閉器が先、電線が後
負荷電流から開閉器の定格を決め、その開閉器が守れる太さの電線を選ぶ。逆にするとブレーカーより先に電線が発熱する
逆は危険
最後は平面図・回路表・盤を回路番号という共通のキーで結ぶ。予備回路は必ず残す。将来の増設は「必ず起きる」もの。
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