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TECHNICAL GUIDE
用途から決める
作業面で測る
保守率0.7前後
特記が優先する
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
必要照度の決め方
明るさは置くもの
照度は広さではなく「そこで何をするか」で決まる。
測る面と保守率まで揃えて、はじめて計算に入れる
6
ステップ
0.7
前後(保守率)
3
つの制約
出典:HARITAの設計室「【照明設備の設計マニュアル①】全体フローと必要照度」
SECTION
01
この章で答えること
まずカタログを開いてよいか
決まっていないものは、計算にも入れられない
このセクションで扱うこと
01
最初に決めること
02
どの面のいつの値か
03
照度だけを追わない
02
計算の前に決めること
用途 → 照度 → 面 → 保守率
照度は広さでは決まらない
「そこで何をするか」で決まる
まず平面図に用途を書き込む
推奨照度は出発点
JIS Z 9110などは目安
特記仕様書と施主基準が優先する
照度は作業面で測る値。どの面の話かを揃えないと、計算がまるごとずれる。
事務室の測る面
FL+800mm前後
廊下の測る面
床面
保守率 M
清浄な屋内のLEDで0.7前後
保守率1.0で計算すると、竣工直後は合格でも数年後には暗い建物になる。
照明器具は取り付けた瞬間がいちばん明るく、あとは下がる一方。光源の光束が落ち、カバーにホコリが積もるぶんを、あらかじめ割り引いて計算する。
03
取り違えやすいところ
面と、基準の位置づけ
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
照度は部屋の広さで決まる
用途
そこで何をするか
平面図
に用途を書く
推奨照度は守るべき規定
目安
出発点にすぎない
特記
と施主基準が優先
照度は床で測る値
作業面
事務室はFL+800
廊下
などは床面
計算は新品の状態でよい
0.7
前後を見込む
保守率
落ちた状態で成立
粉じんの多い工場や清掃が届かない高天井は、もっと厳しい値を取る
この3つ、すぐ答えられますか
最初に決めること
どこを、何ルクスにするか。器具でも計算でもない
750lxはどこの値か
作業面。事務室ならFL+800mm前後
保守率を1.0にすると
竣工直後は合格でも、数年後には暗い建物になる
照度以外の3つ
均斉度・グレア・省エネを同時に成り立たせる
照明設計は6ステップ。用途→照度→計算→器具→点滅と回路→非常照明の順で、前が決まらないと後ろが動かない。
04
計算に入る前の3点
照度・面・保守率
照度
用途から
広さではなく「そこで何をするか」
JIS Z 9110を出発点にする
特記仕様書と施主基準が優先する
測る面
高さ
事務室はFL+800mm前後
廊下は床面
床や天井の値で考えると計算がずれる
保守率
0.7前後
落ちたあとでも目標照度を満たすように割り引く
清浄な屋内のLEDで0.7前後が目安
環境と清掃頻度で決める
「明るくしてほしい」と言われたら、「どの部屋の、何をする面が暗いですか」と聞き返す。面を特定できれば、打ち手はほぼ決まる。
05
まとめ|必要照度の決め方
用途・面・保守率
1
照度は用途で決まる
「そこで何をするか」で決まる。まず平面図に用途を書き込む。推奨照度は目安であって、特記仕様書と施主基準が優先する
広さではない
2
どの面のいつの値か
照度は作業面で測る値。事務室ならFL+800mm前後、廊下なら床面。ここを取り違えると計算がまるごとずれる
FL+800 / 床面
3
落ちたあとで成立させる
器具は取り付けた瞬間がいちばん明るい。1.0で計算すると、竣工直後は合格でも数年後には暗い建物になる
保守率0.7
目標照度が決まっても、器具を並べるだけでは設計にならない。均斉度・グレア・省エネの3つを同時に成り立たせる必要がある。