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TECHNICAL GUIDE
架空か地中か
引込線は電力会社
高圧ケーブルは4点セット
ルートは逆にたどる
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
引込方式とルート
建物側から逆に引く
いちばん動かしにくいのは受電設備の位置。
道路側から順に決めると、動いた瞬間に破綻する
2
つの方式
4
点セット
4
つの調整先
出典:HARITAの設計室「【引込・受電設備の設計マニュアル③】引込方式とルート」
SECTION
01
この章で答えること
道路側から決めてよいか
敷地の入口ばかり見ると手戻りになる
このセクションで扱うこと
01
架空と地中の使い分け
02
誰が工事する区間か
03
ルートを決める順番
02
区分と、決める順番
引込線/引込口配線と、逆算のルート
引込線|電力会社の工事
電柱から引込線取付点まで
取付点も負担区分も供給条件で確認
引込口配線|需要家の工事
取付点から引込口を経て受電設備まで
誰が費用を持つかがここで変わる
ルートは道路側からではなく、建物側から逆にたどる。動かしにくいのは受電設備。
① 引込位置
電力会社の設備状況
② ハンドホール
曲がる・引き入れる所
③ 管路ルート
埋設物・車路・植栽
④ 貫通位置
構造と防水の調整
①は電力会社、③④は建築・構造との調整。電気設計だけでは完結しない。
④の貫通位置は、あとから「そこには梁がある」「防水層を切れない」となりやすい。決まったら早めに図面に落として共有する。
03
取り違えやすいところ
区分と、連鎖するもの
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
引込は全部ひとまとめ
2区分
取付点で分かれる
費用
と工事者が変わる
サイズだけ後から太くできる
連鎖
管も曲げ半径も
4点
がセットで決まる
地中にしたいなら選べる
配電線
の状況しだい
意匠
と敷地も絡む
引込数は多いほど良い
費用
も敷地も増える
軸は
止まると何が困るか
複数引込は電力会社側の設備状況に左右される。早めの相談が要る
この3つ、すぐ答えられますか
引込線と引込口配線
取付点まで/取付点から受電設備まで。工事者が違う
高圧ケーブルの4点
サイズ・保護管・曲げ半径・敷設方法
ルートを決める向き
建物側から逆にたどる。受電設備の位置が動かしにくい
引込数の判断軸
止まると何が困るか。1引込/2引込/ループ受電
「電線は通ればいい」ではなく、入る・曲がる・引けるところまでセットで考える。ここが幹線設計との大きな違い。
04
方式と信頼度を決める
架空/地中・4点・引込数
方式
架空/地中
架空は工事が早く、復旧も早い
地中は外観がすっきりし、飛来物の影響も受けない
地中は管路の設計しだいで更新の難易度が変わる
高圧
4点セット
サイズは許容電流だけでなく短絡容量でも決まる
保護管が小さいとケーブルが入らない
曲げ半径はハンドホールや立ち上がりで効く
引込数
止まると困る
多くの建物は1引込
2引込は事故時に予備線へ切り替える
ループ受電は両方向から供給を受ける
他の埋設物との離隔も忘れない。低圧・弱電・水道管との距離は、管路ルートを決める段階で確認しておく。
05
まとめ|引込方式とルート
方式・区分・順番
1
架空か地中か
架空は早く安く復旧も早い。地中は外観と耐候性で有利だが管路とハンドホールが要る。更新のしやすさは管路の設計しだい
更新まで見る
2
引込線と引込口配線は別もの
引込線は電柱から引込線取付点までで一般に電力会社の工事範囲。引込口配線はそこから受電設備までで需要家側の工事
取付点で分かれる
3
ルートは逆にたどる
いちばん動かしにくいのが受電設備の位置。引込位置→ハンドホール→管路ルート→貫通位置の順に決める
建物側から
高圧ケーブルはサイズ・保護管・曲げ半径・敷設方法が互いに縛り合っている。どれか1つだけを後から変えることはできない。