127 TECHNICAL GUIDE変圧器部分ける理由と絞る手順 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
二次電圧は105/210V
V結線は86.6%
設備容量では決めない
不平衡率30%以下
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
変圧器部
分ける理由と絞る手順
電灯用と動力用を分けるのは、負荷の性格が違うから。
容量は「同時に使う分」まで落としてから決める
105
/210V
4
ステップ
30
%(不平衡率)
出典:HARITAの設計室「【高圧受変電設備の設計マニュアル⑨】変圧器部」
SECTION
01
この章で答えること
大きいのを1台置けば済むか
エアコンの起動で照明がちらついてよいか
このセクションで扱うこと
01
分ける理由と二次電圧
02
結線の読み分け
03
容量を決める4ステップ
02
容量を決める4ステップ
設備容量から標準容量へ
分ける理由|負荷の性格
動力の起動で照明をちらつかせない
片方を停電させて運用もできる
二次電圧|105V/210V
電圧降下を見込んだ「出口の電圧」
使用電圧100V/200Vとは別物
設備容量をそのまま足すと、実際の2倍近い容量になる。絞り込む手順がある。
① 設備容量
負荷を積み上げる
② ×需要率
最大需要電力を出す
③ ÷不等率
ピークのずれを見込む
④ 標準容量へ
丸めて決定する
過大な変圧器は初期費用も無負荷損も無駄。「同時には使わない」を数字にする。
変圧器の仕事は電圧を変えることだけではない。一次巻線と二次巻線は電気的につながっておらず、高圧と低圧を絶縁で切り離す役割も持つ。
03
結線の読み分け
欲しい二次側の形で選ぶ
結線
特徴
使いどころ
Δ-Δ(デルタ)
第3調波
が外に出にくい
動力
用の標準
Δ-Y(スター)
中性点
が二次側に取れる
4線式
で幹線を細く
V-V(ブイ)
57.7%
Δ3台に対して
86.6%
が2台の利用率
単相3線
105
/210Vをつくる
電灯
・コンセント用
単線結線図では結線が省略されることも多く、その場合は三線結線図で確認
この3つ、すぐ答えられますか
電灯と動力を分ける理由
動力の起動で照明をちらつかせないため
105V/210Vの意味
電圧降下を見込んだ出口の電圧。使用電圧とは別物
V結線の出力
Δ結線3台の約57.7%。2台合計に対する利用率は約86.6%
設備容量をそのまま使うと
実際の2倍近い容量になり、費用も無負荷損も無駄になる
Δ-Δは1台が故障してもV結線として運転を続けられるのが強み。Δ-Yは三相4線式にして大規模ビルの幹線を細くできる。
04
やりがちなミス3つ
容量・不平衡・電圧表記
容量
積み上げ
設備容量をそのまま変圧器容量にしてしまう
需要率・不等率を通さないと2倍近くになる
過大な変圧器は初期費用も無負荷損も無駄
不平衡
30%以下
単相3線式は2つの相へ均等に振り分ける
片寄ると中性線に電流が流れ、電圧も偏る
内線規程では設備不平衡率30%以下が原則
表記
出口の電圧
図面に100V/200Vと書いてしまう
定格二次電圧は105V/210V
電圧降下の検討をしていないと受け取られる
バンク1つ分の記載要素は、一次側開閉器・PF・変圧器T・二次側計器・二次側主幹・負荷名称。PFは励磁突入電流で溶断しない選定が必要。
05
まとめ|変圧器部
分け方・結線・容量
1
分けるのは負荷の性格が違うから
動力の起動で照明をちらつかせないため。あわせて、片方を停電させてもう片方を生かす運用もできる
電灯 / 動力
2
結線は欲しい二次側で選ぶ
中性点が要るならY、2台で三相を作るならV、電灯用なら単相3線。V結線のバンク容量は2台合計の86.6%
Δ / Y / V
3
容量は同時に使う分まで落とす
設備容量→需要率→最大需要電力→不等率→標準容量へ丸める。そのまま積み上げると実際の2倍近い容量になる
4ステップ
形式は油入かモールドかを価格・防災性・保守・設置で選ぶ。定格二次電圧105V/210Vは出口の電圧で、使用電圧100V/200Vとは別物。
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