130 TECHNICAL GUIDEラックの高低圧共用離すか、仕切るか 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
原則は15cm以上
裸電線なら30cm
隔壁があれば共用可
セパレーターはA種
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配線・配管 / TECHNICAL GUIDE
ラックの高低圧共用
離すか、仕切るか
同じラックに載せられないわけではない。
条件は離隔15cm以上か、耐火性のある堅ろうな隔壁
15
cm(原則)
30
cm(裸電線)
1.6
mm鋼板
出典:HARITAの設計室「電気設計の解説|ケーブルラックで高圧・低圧を共用する場合の離隔とセパレーター」
SECTION
01
この章で答えること
同じラックに載せてよいか
載せてよい。ただし条件がある
このセクションで扱うこと
01
原則の離隔距離
02
隔壁で仕切る方法
03
隔壁そのものの要件
02
隔て方は2つ
離隔でとるか、隔壁でとるか
① 離隔で隔てる
高圧屋内配線と他の屋内電線等は
原則15cm以上あける
② 隔壁で隔てる
耐火性のある堅ろうな隔壁を設ければ
ケーブル工事なら共用できる
隔壁を設けない場合は150mm以上の間隔をあける。どちらかは必ず要る。
原則の離隔
15cm以上
がいし引きの裸電線
30cm以上
セパレーター
A種接地+「高圧危険」表示
隔壁を入れて終わりではない。接地と表示までがセットになっている。
高圧は危険度が高いため、他の配線との距離が求められる。低圧がいし引きで裸電線の場合だけ、離隔が30cm以上に上がる。
03
取り違えやすいところ
条件と、仕様の違い
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
高圧と低圧は共用できない
できる
条件を満たせば
離隔
か隔壁のどちらか
離隔はどの場合も15cm
30cm
になる場合がある
裸電線
のがいし引き低圧
隔壁を入れれば終わり
A種
接地工事が要る
表示
「高圧危険」も要る
メーカ標準品なら常に可
仕様
で基準が変わる
国交省
は鋼板1.6mm以上
耐火性は、炎で加熱されても著しく変形・破壊しない性能を指す
この3つ、すぐ答えられますか
原則の離隔距離
15cm以上。がいし引きの低圧が裸電線なら30cm以上
共用できる条件
ケーブル工事で、耐火性のある堅ろうな隔壁を設けること
セパレーターに必要な工事
A種接地工事。ラック側面に「高圧危険」の表示
隔壁の基準が変わる例
国土交通省仕様は1.6mm以上の鋼板と定義されている
内線規程上はメーカ標準のセパレーターでよいとされるが、国交省仕様が適用される案件では鋼板の厚さから適合を確認する。
04
図面で決めておくこと
離隔・隔壁・表示
離隔
幅に効く
15cmを確保するとラック幅がその分必要になる
がいし引きの裸電線があれば30cm
確保できないなら隔壁を選ぶ
隔壁
仕様を確認
耐火性のある堅ろうな隔壁であること
内線規程ならメーカ標準セパレーターでよい
国交省仕様は1.6mm以上の鋼板
付帯
忘れやすい
セパレーターにA種接地工事を施す
ラックの側面に「高圧危険」の表示を張る
接地の引出し位置も図面に落としておく
共用にするなら、ラック幅・隔壁・接地・表示がまとめて決まる。幅だけ決めて後から隔壁を足すと、収まらないことがある。
05
まとめ|ラックの高低圧共用
離隔・隔壁・付帯
1
原則は15cm以上
高圧屋内配線と他の屋内電線等との離隔は原則15cm以上。がいし引き工事で施設する低圧屋内電線が裸電線である場合は30cm以上
裸電線は30cm
2
隔壁があれば共用できる
高圧屋内配線をケーブル工事で施設する場合、耐火性のある堅ろうな隔壁を設ければ共用可。設けない場合は150mm以上あける
なければ150mm
3
隔壁だけでは終わらない
セパレーターにはA種接地工事を施し、ラックの側面には「高圧危険」の表示を張る
A種+表示
堅ろうな隔壁は内線規程上メーカ標準品でよいが、国土交通省仕様では1.6mm以上の鋼板と定義される。どの仕様が適用される案件かを先に確認する。
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