131 TECHNICAL GUIDE受電方式の判断50kWは設計の分岐点 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
境目は責任分界点
50kW未満なら低圧
高圧で増えるのは5つ
順番を飛ばすと戻る
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
受電方式の判断
50kWは設計の分岐点
設備が1台増えるか、置き場所が要るか、有資格者を置くか。
分界点より先で起きた事故は、こちらの責任になる
50
kWが分岐点
5
つ増える
6
ステップ
出典:HARITAの設計室「【引込・受電設備の設計マニュアル①】全体フローと受電方式の判断」
SECTION
01
この章で答えること
受けるだけの設備か
分界点より先は、こちらの責任範囲
このセクションで扱うこと
01
どこからが自分の設備か
02
低圧か高圧かの分かれ目
03
高圧で増えるもの
02
50kWで世界が変わる
設備・場所・人・時間
50kW未満|低圧受電
100V・200Vまで落としたものを受ける
建物側に受変電設備は要らない
50kW以上|高圧受電
6.6kVを受けて建物の中で降圧する
つまりキュービクルが必要になる
設計者にとっては料金表の話ではない。設備・場所・有資格者の分岐点。
図面で気づく|①②
キュービクル本体と、その置き場所
見落としやすい|③④⑤
電気主任技術者・定期点検・受電までの工期
「高圧にすると電気料金は安くなる」は、①〜⑤のコストを引いたあとで判断する。
50kWは低圧供給の一般的な上限の目安。実際の供給条件は各電力会社の供給約款と個別協議で決まる。
03
取り違えやすいところ
責任と、決める順番
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
引くのは電力会社だから受けるだけ
責任
は分界点から先
波及
事故もありうる
50kWは料金表の区分
設計
の分岐点
設備
・場所・人が増える
高圧のほうが結局は安い
5つ
のコストを引いて
低圧
に収める設計も合理的
ルートから先に決めてよい
受電
方式が先
位置
ごとやり直しになる
分界点は架空引込ならPAS、地中引込ならUGSのところが一般的
この3つ、すぐ答えられますか
分界点より先の事故
こちらの責任。高圧では波及事故になることもある
低圧と高圧の分かれ目
契約電力50kWに届くかどうか
高圧で増える5つ
キュービクル・置き場所・主任技術者・定期点検・工期
設計の順番
負荷想定→契約電力→受電方式→引込ルート→分界点→協議
基本設計で「45kWだから低圧」と決めたあと、厨房機器やEV充電設備が追加されて50kWを超えるパターンが多い。
04
順番を飛ばさない
6ステップの意味
前半
①〜③
負荷を想定する。ここが動くと後ろが全部動く
契約電力を決める。設備容量の合計ではない
受電方式を決める。低圧か高圧か
後半
④〜⑥
引込方式とルートを決める
責任分界点を決める。PAS・UGSをどこに置くか
電力会社と協議し、受電日から逆算して申し込む
戻り
起きやすい
④を先に決めると、③で高圧に変わって位置ごとやり直し
②が固まらないうちに⑥へ進むと再協議になる
ぎりぎりのときほど早めに高圧側で当たりをつける
低圧から高圧への変更は、盤を1つ足すような話ではない。置き場所と工期と契約を丸ごと組み直すことになる。
05
まとめ|受電方式の判断
責任・分岐・順番
1
境目は責任分界点
電力会社の設備と建物側の設備の境目。分界点より先で起きた事故はこちらの責任で、高圧では周辺一帯を停電させる波及事故になることもある
PAS / UGS
2
50kWで世界が変わる
50kW未満なら低圧受電で受変電設備は不要。50kW以上は高圧受電になり、キュービクル・置き場所・主任技術者・定期点検・工期の5つが増える
設計の分岐点
3
順番を飛ばすと戻る
負荷想定→契約電力→受電方式→引込方式とルート→責任分界点→協議・申込。引込・受電はとくに手戻りが起きやすい領域
6ステップ
契約電力が50kWぎりぎりのとき、あえて低圧に収める設計をするのは十分に合理的な選択になる。
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