137 TECHNICAL GUIDESPDの選定と施工接続線は往復0.5m 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
等電位が土台
クラスは段階
1mで数百V上乗せ
見る値は4つ
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接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
SPDの選定と施工
接続線は往復0.5m
SPDは電圧を消す装置ではなく、2点間の差を詰める装置。
逃がした先が等電位でなければ効かない
0.5
m(往復)
3
つの段階
4
つの値
出典:HARITAの設計室「【接地・雷保護の設計マニュアル⑥・最終回】SPDと図面化」
SECTION
01
この章で答えること
SPDを付ければ守られるか
逃がした先の電位が上がれば、逃がしたことにならない
このセクションで扱うこと
01
効く条件はどこにあるか
02
クラスI・II・IIIの関係
03
接続線でいちばん差が出る
02
接続線が足し算になる
Up + 接続線の電圧=機器にかかる電圧
SPDがしていること
電圧を消すのではなく、2点間の差を詰める
接地側と機器の接地は同じ等電位の輪に
接続線が乗せる電圧
電線1mあたり約1マイクロヘンリー
サージ時は1mで数百V〜1kV超
Upが1.5kVでも、接続線で1kV足されれば機器には2.5kVがかかる。
クラスI|引込口
直撃雷の分流を受ける
クラスII|分電盤
8/20µsの波形で試験
クラスIII|機器直前
残りを削る
3つは選択肢ではなく段階。段どうしは10m程度の距離かデカップリングが要る。
接続線は太くするより短くするほうが効く。インダクタンスは太さではあまり下がらない。ループ面積を小さくし、長い並走を避ける。
03
取り違えやすいところ
効く条件と、カタログの読み方
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
SPDを付ければ守られる
等電位
が土台にいる
接地
が別系統だと効かない
Upの値が機器にかかる
足す
接続線ぶんを
1m
で数百V〜1kV超
クラスは好きに選べる
段階
カスケードで削る
10m
程度の距離が要る
盤内はきれいに配線する
最短
でまっすぐ結ぶ
大回り
は保護が悪化
接続線が長くなるならV字結線にして、電圧降下を機器にかけない
この3つ、すぐ答えられますか
SPDがしていること
電圧を消すのではなく、2点間の差を詰めること
接続線の原則
往復合計で0.5m以内。1mで数百V〜1kV超が上乗せされる
クラスI・II・III
選択肢ではなく段階。引込口→分電盤→機器直前で削る
選定で見る4つ
Uc・Up・放電電流・劣化表示
Uc(最大連続使用電圧)が系統電圧より低いものを選ぶと、通常運転で発熱・焼損する。
04
実務で外さないところ
経路・消耗品・図面
経路
空けない
電源側だけ付けて通信線が素通しは、よくある構成
屋外経由の通信線・屋外カメラ・アンテナも検討する
通信用SPDは伝送特性に影響するので規格に適合を
消耗品
交換前提
SPDは消耗品。見える位置に付ける
劣化表示を確認できるようにしておく
交換手順とバックアップ遮断器まで決めておく
図面
見えなくなる
接地極・接地端子盤・ボンディング箇所
主等電位の範囲・外部雷保護・SPD
接地系統図に残して、はじめて設計が終わる
SPDを付けたのに機器が壊れたときの確認は3つ。接地が同じ等電位の輪か、接続線が長くないか、侵入経路が電源線だけだったか。
05
まとめ|SPDの選定と施工
条件・段階・接続線
1
効く条件は逃がした先にある
SPDは電圧を消す装置ではなく2点間の差を詰める装置。接地側と守りたい機器の接地が同じ等電位の輪になければ効かない
等電位が土台
2
クラスは選択肢ではなく段階
引込口→分電盤→機器直前で削っていく。段どうしが近すぎると下流が壊れるので、10m程度の距離かデカップリングが要る
I → II → III
3
接続線は往復0.5m以内
電線1mあたり約1マイクロヘンリー。サージ時は1mで数百V〜1kV超が上乗せされ、その分がまるごと機器にかかる
短くする
選定で見るのはUc・Up・放電電流・劣化表示の4点。Upに接続線ぶんが足されることを忘れない。
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