145 TECHNICAL GUIDEコンセントの回路分割大物から先に抜く 技術図書館へ
145
TECHNICAL GUIDE
専用を先に確保
1個150VAで見込む
遮断器と電線はセット
予備は2回路
145
照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
コンセントの回路分割
大物から先に抜く
均等に割る作業ではなく、順番の作業。
大きい・止めたくない・水と熱は専用回路にする
5
ステップ
150
VA / 個
10
個前後
出典:HARITAの設計室「【コンセント設備の設計マニュアル③】回路分割 ― 1回路の個数・専用回路・遮断器と電線の決め方」
SECTION
01
この章で答えること
とりあえず均等に割ればよいか
逆。大物を先に確保して、残りを割る
このセクションで扱うこと
01
専用回路の仕分け方
02
1回路にいくつという目安
03
遮断器と電線の決め方
02
大物から先に抜く
専用・個数・セット
専用回路にする負荷
大きい・止めたくない・水と熱
エアコン・複合機・サーバー・厨房機器
一般・OA用の割り方
1個150VAで見込み、合計1,500VA程度
=10個前後が目安
「1回路◯個まで」という一律の規定はない。判断の本体は、実際に挿さる機器の合計VA。
遮断器と電線はセット
20A配線用遮断器+1.6mm がいちばん多い
回路表に落として締める
回路名は「場所+用途」。予備は2回路
均等に割るのではなく、大物を先に確保して残りをエリアで割る。順番の作業。
遮断器・電線の太さ・コンセント定格の3つは必ずセットで決まる。どれか1つだけを大きくすることはできない。
03
取り違えやすいところ
割る順番と、個数の意味
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
とりあえず均等に割る
専用
を先に抜く
順番
の作業だから
1回路10個までが規定
目安
上限ではない
一律
の規定はない
遮断器だけ大きくする
電線
も一緒に替える
保護
が成立しない
全部専用にすれば安心
が大きくなる
必要
十分を狙う
実務でいちばん使うのは20A配線用遮断器と1.6mmの組み合わせ
この3つ、すぐ答えられますか
専用回路の合言葉
大きい・止めたくない・水と熱。1機器1回路にする
1回路あたりの目安
1個150VAで見込み、10個前後で約1,500VA
セットで決まる3つ
遮断器・電線の太さ・コンセント定格
回路表の書き方
回路名は「場所+用途」。予備回路を2回路残す
回路分割を雑にやると、同時に使うと落ちる・複合機が動くと画面がちらつく、というクレームになって返ってくる。
04
進め方の3段
仕分け・グループ・決定
仕分
専用が先
大きい・止めたくない・水と熱を抜く
エアコン・複合機・サーバー・厨房機器
住宅の台所は専用だらけになるが、それが正解
割る
エリアで
残りを部屋やエリアでグルーピングする
1個150VAで見込んで10個前後
住宅は部屋単位で回路を分けるのが基本
決める
セットで
遮断器と電線の太さは一緒に決める
20A+1.6mmが実務でいちばん多い
回路表に落とし、予備を2回路残す
回路名は10年後の改修工事の人が読んでも分かる名前にする。レイアウト変更と増設は必ずやって来る。
05
まとめ|回路分割
順番・専用・セット
1
均等に割る作業ではない
大物である専用回路を先に確保して、残りをエリアで割る。この順番を外したぶんが、竣工後のクレームになって返ってくる
専用が先
2
専用にするのは負荷の性格で決まる
大きい・止めたくない・水と熱。エアコン、複合機、サーバー、厨房機器、自動販売機、EV充電や床暖房などの200V系
水と熱
3
遮断器と電線はセットで決まる
遮断器・電線の太さ・コンセント定格の3つは必ずセット。どれか1つだけを大きくすることはできない
20A+1.6mm
最後は回路表に落とす。回路名は「場所+用途」で書き、予備回路を2回路残しておく。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます