168 TECHNICAL GUIDE接地極と接地端子役割はどちらも同じ 技術図書館へ
168
TECHNICAL GUIDE
目的は同じ漏電対策
差すか、ねじ留めか
確実なのは接地極付
2022年版で義務化
168
接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
接地極と接地端子
役割はどちらも同じ
違うのは目的ではなく、つなぎ方。
差すだけか、ねじ留めか。その差が確実さになる
2
つの方式
1
つの目的
22
年版で変更
出典:HARITAの設計室「強電設備の設計|コンセントの接地極・接地端子の使い分け」
SECTION
01
この章で答えること
どちらも同じものか
目的は同じでも、接続の方法が違う
このセクションで扱うこと
01
2つの方式と向いている機器
02
確実さで差がつく理由
03
内線規程2022年版の変更
02
差すか、留めるか
方式・機器・確実さ
接地極付|プラグを差すだけ
抜き差しの多い機器、移動の多い機器向き
つなぎ忘れが起きない
接地端子付|接地線をねじ留め
冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど固定機器向き
つながなくても機器は動いてしまう
目的はどちらも漏電時の感電防止。違うのは、接続がどこまで確実かだけ。
確実さで選ぶなら
物理的に必ずつながる接地極付
機器側が接地線なら
接地極+接地端子付を検討する
機器側は接地線で接続する製品も多い。両方が付いた器具なら、どちらにも対応できる。
接地機能のないコンセントでは、機器の故障で漏電したときに感電するおそれがある。だから接地機能付の器具を選ぶ。
03
取り違えやすいところ
役割と、確実さの差
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
役割が違う器具
目的
はどちらも同じ
漏電
したときの逃げ道
どちらでも同じ
確実
さに差が出る
端子
はつなぎ忘れが出る
端子付なら安心
接続
して初めて効く
施工
と使い方で決まる
水回りも一般形
極付
が義務になった
内線
規程2022年版から
抜き差しや移動の多い機器は、差すだけでつながる接地極付が向く
この4つ、すぐ答えられますか
2つの違い
接地極はプラグを差し込むだけ、接地端子は接地線をねじで留める
どちらが確実か
物理的に必ず接地される接地極付。端子はつながないと接地されない
端子付が向く機器
冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど、設置後ほとんど動かさない機器
2022年版の変更
台所・洗面所・便所・雨線外は、接地極付が勧告から義務的事項に
住宅の全コンセントへの接地極付は、推奨から勧告的事項へ変更されている。今後は接地極付が主流になっていく。
04
選ぶときの3視点
機器・確実さ・規程
機器
動かすか
抜き差しや移動が多いなら接地極付
据え置きの家電は接地端子付が多い
機器側の仕様を先に確かめる
確実さ
つながるか
接地極付は差した時点で必ずつながる
接地端子は接続しなければ効かない
使う人任せにしない設計を選ぶ
規程
義務かどうか
台所・洗面所・便所は接地極付が義務的事項
雨線外のコンセントも同じ扱い
住宅の全コンセントは勧告的事項へ
機器側が接地線による接続である製品は依然として多い。接地極と接地端子の両方が付いた器具の採用も検討する。
05
まとめ|接地極と接地端子
目的・確実さ・規程
1
目的は同じで、方式が違う
どちらも漏電時に電気を大地へ逃がすための機能。接地極はプラグを差すだけ、接地端子は接地線をねじで留める
差すか留めるか
2
確実さでは接地極付が有利
接地端子は接地線をつながなくても機器が動いてしまう。物理的に必ず接地される接地極付のほうが、使う人に左右されない
必ずつながる
3
規程が接地極付へ寄った
台所・厨房・洗面所・便所と雨線外のコンセントは、接地極付の施設が勧告から義務的事項になった。今後は接地極付が主流になる
2022年版
機器側の仕様と、使う人が確実につなげるかどうか。この2つで、どちらの方式にするかを決める。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます