169 TECHNICAL GUIDEブレーカーを読む5つの部品でできている 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
決めるのはAT
効くのはAF
接地側に素子は入れない
kAは短絡電流以上
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
ブレーカーを読む
5つの部品でできている
MCCB 3P 225AF/175AT 25kA。
数字の羅列に見える1行も、並んでいるのは5要素だけ
5
つの部品
2
つのA表記
30
mAが基本
出典:HARITAの設計室「盤図のブレーカー表記の読み方|3P 225AF/175AT 25kA・2E/3Eを分解する」
SECTION
01
この章で答えること
暗号に見えるか
読むから照合するへ、盤図の見方を変える
このセクションで扱うこと
01
AFとATの役割の違い
02
極数と素子数のルール
03
遮断容量と付属記号
02
1行は5つの部品
種類・極数・AF・AT・kA
AT|動作する電流
設計で決めるのはこちらの数字
ケーブルの許容電流以下にする
AF|箱の大きさ
本体寸法と端子サイズを決める枠
同じAFの中からATを選ぶ
175ATが欲しければ225AFを選ぶしかない。だから両方を並べて書く。
極数と素子数|PとE
Pは開閉する線の数、Eは見張る素子の数
遮断容量|切れる上限
設置点の短絡電流以上にする
将来の増設は、AFだけ大きく、ATは小さくという指定で仕込んでおける。
順番はメーカーや設計事務所で前後するが、並んでいる要素は同じ。種類・極数・AF・AT・遮断容量の5つ。
03
取り違えやすいところ
極数・素子数・kA
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
AFとATは同義
役割
が別になっている
の寸法か動作値か
2P1Eでも200V
両線
とも非接地側
片側
だけでは見張れない
中性線にも素子
接地側
には入れない
異常
電圧を防ぐため
kAは大きいほど
場所
ごとに値が変わる
短絡
電流以上なら足りる
変圧器に近い受電盤ほど短絡電流は大きく、末端の分電盤ほど小さくなる
この4つ、すぐ答えられますか
AFとATの違い
ATは動作する電流、AFは本体の寸法と端子を決める枠の大きさ
PとEの意味
Pは開閉する線の数、Eは過電流を見張る素子の数
基本の組合せ
100V分岐は2P1E、200V分岐は2P2E、単三主幹は3P2E、三相は3P3E
遮断容量の決め方
変圧器容量と%Z、幹線こう長から短絡電流を出し、それ以上にする
JIS C 8201-2-1では定格限界短絡遮断容量Icuと定格使用短絡遮断容量Icsを区別する。図面の1つのkA値は多くの場合Icu。
04
付属記号を読む
電動機・漏電・協調
2E
過負荷と欠相
電動機の過負荷を検出する
1線断線による単相運転も検出する
一般的な動力回路の基本形
3E
反相も見る
2Eに反相(逆回転)の検出が加わる
逆転が困るポンプ・コンプレッサ向き
回転方向が品質に効く機器で選ぶ
30mA
感度と時間
定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内
30mA以下が高感度形、0.1秒以内が高速形
上流は時延形にして下流から順に切る
遮断容量の目安は、受電盤の主幹が25〜50kA、幹線の先の分電盤主幹が10〜25kA、分岐回路が2.5〜10kA。
05
まとめ|ブレーカー表記
AT・AF・極数・kA
1
決めるのはAT、効くのはAF
ATは動作する電流で、ケーブルの許容電流以下にする。AFはその箱の大きさで、盤の幅と奥行き、選べる遮断容量に効いてくる
2つのA表記
2
接地側の極に素子は入れない
中性線だけが先に切れると異常電圧が出る。200V分岐は両線とも非接地側なので2P2E、単三主幹は3P2E、三相は3P3Eが基本形
PとEのルール
3
遮断容量は場所で変わる
変圧器に近い受電盤ほど大きく、幹線をたどって末端へ行くほど小さい。変圧器容量と%Z、こう長から計算して決める
短絡電流以上
盤図が読めたら、次は照合。ATがケーブルの許容電流以下か、遮断容量が設置点の短絡電流以上かを確かめる。
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