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TECHNICAL GUIDE
明るさはlm、電気はW
前提値を先に見る
維持照度で比べる
UGRは不快グレア
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
照明図を読む
数字は行き先が違う
lmは照度計算書へ、Wは負荷計算へ、KとRaは内装の見え方へ。
並んでいる数字は、それぞれ別の場所で使われる
3
点セット
750
lxが目安
19
以下のUGR
出典:HARITAの設計室「照明図・器具表・照度計算書の読み方|lm・W・K・Ra・UGR・保守率を分解する」
SECTION
01
この章で答えること
答えのlxを見るのか
見るべきは、その手前に置かれた前提値
このセクションで扱うこと
01
器具表の列と行き先
02
光束法の式と前提値
03
照度基準とグレアの読み方
02
3枚を行き来する
平面図・器具表・計算書
器具表|4つの単位を読む
明るさはlm、電気はW
色味はK、色の見え方はRa
照度計算書|前提値を先に見る
式はE=F×N×U×M÷A
照明率Uと保守率Mが結果を動かす
同じ器具・同じ台数でも、UとMの前提が違えば結果は1割以上変わる。
足りているかの判断
JIS Z 9110の推奨照度と突き合わせる
まぶしくないかの判断
UGRの上限とRaの下限も見る
事務室の目安は750lx・UGR 19以下・Ra 80以上。用途ごとに数字が決まる。
LED器具の定格光束は器具光束で表すのが今の主流。ランプ光束と取り違えると、計算の前提そのものがずれる。
03
取り違えやすいところ
単位と前提値
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
Wほど明るい
lm
が明るさを表す
LED
は同じWでも違う
答えのlxで比較
前提
が同じかを見る
保守率
の置き方で変わる
JISは初期値
維持
照度を指している
保守
率を掛けて比べる
Raは高いほど
用途
で決める数字
効率
とのつり合いで選ぶ
保守率はLED器具で0.7〜0.8程度。値が大きいほど照度は高く出る
この4つ、すぐ答えられますか
器具表の4つの単位
lmは明るさ、Wは電力、Kは色味、Raは色の見え方の忠実さ
光束法の式
E=F×N×U×M÷A。Fは光束、Nは台数、Aは床面積
UとMの意味
Uは部屋の形と反射率で決まる照明率、Mは汚れと劣化を見込む保守率
UGRとは
不快グレアを10〜28の数値にしたもの。小さいほどまぶしくない
UGRは部屋の大きさ・器具の配置・見る位置で変わる。器具単体ではなく、部屋ごとに計算して判断する。
04
読む順番は3段
器具表・計算書・基準
器具表
行き先で読む
lmは照度計算書のFへ渡る
Wは分電盤の負荷計算と回路分けへ
KとRaは内装と用途との相性で決める
計算書
前提を先に
照明率Uは室指数と反射率から引く
反射率の前提が実際の内装と合うか見る
保守率Mは根拠のメーカー資料まで確かめる
基準
足りているか
JIS Z 9110の推奨照度と突き合わせる
UGRの上限とRaの下限も同時に見る
維持照度なので保守率込みの値で比べる
色温度の区分はJIS Z 9112。器具表に5000Kとあれば昼白色で、事務室・学校・店舗によく使われる色味。
05
まとめ|照明図の読み方
単位・前提・基準
1
数字はそれぞれ行き先が違う
明るさはlm、電気はW、色味はK、色の見え方はRa。LEDでは同じWでもlmが製品ごとに違うため、明るさはlmで読む
lm・W・K・Ra
2
答えより前提値を先に見る
光束法はE=F×N×U×M÷A。照明率と保守率の置き方が違えば結果は1割以上動くので、2案を比べるならまず前提が同じかを確かめる
UとM
3
足りているかは基準で判断
事務室は750lx・UGR 19以下・Ra 80以上が目安。JISの照度は維持照度なので、保守率を掛けた計算値と突き合わせる
維持照度
グレアは直接・反射と、不快・減能の組合せで整理する。UGRが指標にしているのは、このうちの不快グレア。