173 TECHNICAL GUIDE動力盤を読む3枚を重ねて読む 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
記号はJEM 1115
止める側はb接点
交互と連動は別物
価格は仕様欄で決まる
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
動力盤を読む
3枚を重ねて読む
分電盤にはない1枚が、動力盤にはある。
記号と接点が並ぶ展開接続図を、順にたどっていく
3
枚で読む
2
種の接点
7
つの仕様
出典:HARITAの設計室「制御盤・動力盤の盤図の読み方|MC・THR・a接点・b接点・交互運転・仕様欄」
SECTION
01
この章で答えること
記号の羅列に見えるか
上から下へたどれば、動きが読める
このセクションで扱うこと
01
機器記号と器具番号の2系統
02
a接点・b接点と自己保持
03
交互・連動と盤の仕様欄
02
重ねて読む2つの回路
主回路・制御回路
主回路|電気を送る道
MCCBからMC、THRを通って電動機へ
流れるのは動力そのもの
制御回路|MCを入れる条件
ONで入る、自分の接点で保つ
OFFかTHRで切れる
この「入る・保つ・切れる」が、動力盤のいちばん小さい単位。
記号は2系統ある
JEM 1115の文字記号とJEM 1090の器具番号
仕様欄は回路の外側
盤の価格と納期は、たいていここで決まる
どちらの記号で描かれた図面かは、先に凡例で確かめておく。
MCは電磁接触器で器具番号88、THRは熱動継電器で49、切換スイッチCOSは43。MSと書いてあればMCとTHRのセット。
03
取り違えやすいところ
接点・運転方式・色
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
接点はみな同じ
止める
側はb接点
安全
側に倒すため
交互と連動
動き
がまるで違う
入替
かもう1台か
赤はどこも運転
凡例
を見ないと判らぬ
JIS
では赤が危険
仕様欄は余白
価格
と納期を決める
盤屋
が最初に見る欄
MSと書かれていたら、MCに熱動継電器を組み合わせた電磁開閉器
この4つ、すぐ答えられますか
図面は3枚
単線結線図・展開接続図(シーケンス図)・盤の仕様欄
a接点とb接点
aはふだん開いていて動作で閉じる、bはふだん閉じていて動作で開く
自己保持
MCが入ると自分のa接点が閉じ、ONから手を離しても回路が保たれる
仕様欄の7項目
形式・寸法・扉・材質と板厚・塗装・設置環境・準拠規格
国内の動力盤は赤が運転、緑が停止という慣習が長い。JIS C 0448では赤が危険、緑が正常で、意味が逆になる。
04
一言で回路が変わる
交互・連動・台数
交互
入れ替える
起動のたびにNo.1とNo.2を入れ替える
2台の運転時間をならすのが目的
回路には交互リレーが増える
連動
もう1台
1台で足りないときにもう1台を起動
1台が故障したときにも起動する
故障検出から相手側へ渡す接点が要る
台数制御
段階で増減
水位や圧力の段階で運転台数を変える
61Fの電極や圧力スイッチで検出する
段階ごとの順序回路が加わる
盤図の一言ごとに増える器具がある。交互リレー・故障接点・段階検出を、展開接続図の中で探していく。
05
まとめ|動力盤の図面
記号・接点・仕様
1
図面は3枚で1組
単線結線図・展開接続図・仕様欄。主回路は電気を送る道、制御回路はMCを入れる条件で、この2枚を重ねて読むのが盤図の読み方
重ねて読む
2
止める接点はb接点
OFFボタン・非常停止・THRは、線が切れてもボタンが壊れても開く側に倒れるようb接点で直列に入れる。壊れたら止まる方向に作ってある
安全側に倒す
3
価格と納期は仕様欄で決まる
形式・寸法・扉・材質と板厚・塗装・設置環境・準拠規格。寸法は搬入経路と据付面積、扉は保守方向、耐塩は設置環境で決まる
7項目
傍記文字の「予備」「将来」「別途」「客先支給」は、盤屋がその器具を付けるかどうかの指示。回路図とあわせて読む。
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