176 TECHNICAL GUIDE防爆の配線工事止める場所が違う 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
管の中で止める
引込口の一点で止める
弱点は点検で潰す
混在は境界を決める
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配線・配管 / TECHNICAL GUIDE
防爆の配線工事
止める場所が違う
配管とケーブル、優劣の話ではない。
選んだ時点で、そのあと何十年の点検項目まで決まる
2
つの工法
5
山以上
4
つの分岐点
出典:HARITAの設計室「防爆電気設備の解説 第6回 配管工事とケーブル工事の違い」
SECTION
01
この章で答えること
施工しやすい方か
違いは、ガスの通り道をどこで止めるか
このセクションで扱うこと
01
止める担い手の違い
02
それぞれの要点と弱点
03
現場での使い分け
02
止める場所が違う
管の中・引込口
配管|管の中で止める
管の中は空洞でガスも圧力も伝わる
途中を止めるのがシーリングフィッチング
ケーブル|引込口で止める
外装が連続していて空洞がない
止めるのは機器に入る一点だけ
目的はどちらも同じ。危険な雰囲気を電気設備の内部へ通さないこと。
配管が兼ねているもの
管そのものが機械的保護と接地経路になる
ケーブルが別に要るもの
ダクトやラックによる保護と、接地線
どちらが優れているという話ではない。選んだ側の弱点を、点検で潰す。
可燃性ガスが存在する場所の低圧屋内配線は、金属管工事かケーブル工事によることとされている。
03
取り違えやすいところ
工法と、残る弱点
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
好きな方でよい
条件
で選び分ける
外力
と熱と本数で決める
金具があれば可
充てん
は外から見えぬ
写真
を残す運用にする
グランドは汎用
機器
と一体で評価する
型式
検定を受けている
保護は要らない
外傷
のおそれを見る
露出
のサドル留めは不可
外径が合わないなら、グランドではなくケーブルの側を選び直す
この4つ、すぐ答えられますか
止める担い手
配管はシーリングフィッチング、ケーブルはケーブルグランド
ねじ込みの山数
5山以上。IICでは6山以上とされ、送り接続は使えない
配管の弱点
シーリングフィッチングの充てん忘れは、完成検査では見つからない
ケーブルの弱点
振動によるグランドの緩み。増し締めの記録を点検項目に入れる
未使用の引込口は、指定の閉止プラグで塞ぐ。テープや汎用のプラグでは代わりにならない。
04
現場での分け方
配管・ケーブル・境界
配管
外力と熱
外力や輻射熱を受ける場所に向く
機器の直近だけを管にすることが多い
経路が固定され、増設はしにくい
ケーブル
本数と改造
本数の多い区間はラックで引く
将来の増設や変更が見込める区間向き
計装のように多点になる場合も有利
境界
図面で決める
既設の改修は既設の工法に合わせる
混在すると境界の処理が増える
点検の手順も二重になっていく
異なる危険場所の間、危険場所と非危険場所の間は、シール材や砂詰めなどでガスの流動を止める。
05
まとめ|防爆の配線工事
止め方・弱点・選択
1
止める場所が違うだけ
金属管は中が空洞なので途中を止める仕掛けが要り、ケーブルは外装が連続しているので止めるのは引込口の一点になる
管か引込口か
2
選んだ側の弱点が残る
配管は充てん忘れが外から見えないこと、ケーブルは振動によるグランドの緩み。工法が違えば、引渡し後に見る場所も変わる
点検で潰す
3
選択は保守まで決めている
施工の都合だけの話ではない。施工の手間と、そのあと続く点検項目を並べて比べたうえで、境界を図面で決めてから着工する
何十年
電動機の接続部など可とう性が必要な箇所は、耐圧防爆型または安全増防爆型のフレキシブルフィッチングによる。
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