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TECHNICAL GUIDE
主幹の二次側から取る
専用回路で組む
スイッチは設けない
一次側からはNG
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
非常照明の回路
切れることが合図になる
電池内蔵形は、電気が来なくなったことを停電の合図にしている。
だから切れない場所から取ると、点灯しない
2
次側から
3
つのNG
2
つの方式
出典:HARITAの設計室「強電設備の設計|非常照明の回路は分電盤のどこにつける?取り方とNG例」
SECTION
01
この章で答えること
どこから取ってもよいか
取り方を誤ると、停電時に点かない
このセクションで扱うこと
01
主幹の二次側から取る理由
02
スイッチを設けない2つの理由
03
内蔵形と別置形の違い
02
切れて初めて点く
位置・専用・常時通電
取る場所|主幹の二次側
停電で供給が切れることが合図になる
器具が検知して内蔵電池で点灯する
回路の組み方|専用でスイッチなし
電灯やコンセントとは別の分岐にする
常時通電にして充電を絶やさない
主幹の一次側から取ると、停電しても供給が続くので検知できない。
電池内蔵形|中小規模向き
配線は一般配線のVVFでよい
電源別置形|大規模・多灯向き
給電配線は耐火配線が必要になる
まず自分の物件がどちらの方式かを確かめてから、回路を考える。
根拠は建築基準法施行令126条の4ほか。配線の耐火・耐熱区分は告示1830号や所轄の審査機関の運用で最終確認する。
03
やりがちなNG
取り方と、その結果
ありがちな取り方
実際は
根拠・補足
点滅回路へ相乗り
充電
まで止まってしまう
消灯
を停電と誤検知する
発電機側から
停電
を検知できない
肝心
なときに点かない
主幹の一次側
供給
が続いてしまう
合図
が届かなくなる
電灯回路へ相乗り
専用
の分岐で組む
盤図
に用途を明示する
清掃や点検で切られないよう、そもそもスイッチを設けないのが基本
この4つ、すぐ答えられますか
取る場所
主幹の二次側から、専用の分岐ブレーカで取る
スイッチなしの理由
常に充電状態を保つため、そしてOFFを停電と誤検知させないため
内蔵形の配線
一般配線のVVFでよい。中小規模の建物で広く使われる
別置形の配線
給電配線は耐火配線が必要。大規模・多灯の建物で有利になる
誘導灯は根拠法も役割も別で、消防法令26条による。平常時から常時点灯し、停電時も非常電源で継続する。
04
図面で見る3つ
表示・結線・区分
表示
盤図に明示
分岐に「非常照明用」と書いておく
回路名と負荷を盤内表示にも残す
保守時の切り忘れ・切られを防げる
結線
スイッチなし
スイッチを介さない結線にする
電灯やコンセントとは別の専用回路
常時通電で内蔵電池を充電し続ける
区分
耐火・耐熱
内蔵形は一般配線のVVFでよい
別置形の給電配線は耐火配線が必要
区分と範囲は告示1830号で確認する
非常照明は平常時は消灯でよく、停電で点灯する。誘導灯は平常時から常時点灯というのが原則の違い。
05
まとめ|非常照明の回路
位置・専用・方式
1
主幹の二次側から取る
電池内蔵形は、供給が切れたことを停電の信号にしている。一次側から取ると停電しても供給が続き、器具が検知できない
切れが合図
2
スイッチは設けない
切ると充電が止まり、いざというときに電池が空になる。さらに消灯を停電と誤検知して、内蔵電池を無駄に消耗してしまう
常時通電
3
方式で配線が変わる
電池内蔵形は一般配線でよく中小規模向き、電源別置形は給電配線に耐火配線が要り大規模・多灯向き。まず方式を確かめる
VVFか耐火か
設置の要否は「その室が居室か」から入る。照度と台数は、非常照明の照度計算と器具配置の側で決めていく。