184 TECHNICAL GUIDE保管庫の照明庫内から外へ出す 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
まず中身を品名で拾う
点滅器は庫外の壁へ
コンセントは設けない
排気は低い位置に
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
保管庫の照明
庫内から外へ出す
1灯か2灯の小さな部屋ほど、1点減らせるかが見積に効く。
器具代だけでなく、配管もシールも点検も減る
1
点だけ残す
200
Lが基準
5
分の1以上
出典:HARITAの設計室「防爆電気設備の解説 第7回 保管庫の照明とスイッチ」
SECTION
01
この章で答えること
大きな設備の話か
件数が多いのは、数平方メートルの保管庫
このセクションで扱うこと
01
まず中身を確かめる
02
庫外スイッチの納まり
03
換気とよくある不具合
02
残すのは照明だけ
中身・配置・換気
中身|品名で拾ってから考える
エンジンオイルや廃油だけなら議論は不要
ガソリンやシンナーが1つ入れば扱いが変わる
配置|器具は庫内、点滅器は庫外
壁の貫通は1か所だけで済む
庫内に残る防爆機器は照明器具1点
庫内の1点を減らすことは、機器代・配管・シール・点検をまとめて減らすこと。
貫通部は必ずシールする
管はシーリングフィッチング、ケーブルはシール材
換気は自然換気を優先する
換気扇にすると、そのモータまで防爆になる
庫内の電気設備がゼロになれば、防爆の議論そのものが不要になる。
危険物の規制に関する政令は、電気設備について電気工作物に係る法令の規定によるとしている。最後は電技解釈に戻る。
03
よくある不具合
器具・貫通・換気
現場で見かける状態
なぜ問題か
根拠・補足
樹脂カバーだけ
防滴
では代われない
型式
検定に合格した品へ
貫通部が素通し
外に
出した意味が薄れる
庫内
と庫外がつながる
コンセントあり
一般
の機器が持ち込まれる
ストーブ
や延長コードが来る
排気口が高い
濃い
ところが動かない
蒸気
は空気より重くなる
換気口の前に棚が置かれて塞がるのは、引渡し後によく起きる
この4つ、すぐ答えられますか
まず確かめること
中身を品名で拾う。オイル倉庫でもシンナーが入っていることがある
少量危険物とは
指定数量の5分の1以上、指定数量未満(個人の住居は2分の1以上)
庫外スイッチの条件
パイロットランプ付きにして、庫外から点灯状態が見えるようにする
換気の取り方
自然換気を優先し、蒸気が重いので排気は低い位置に取る
ガソリンの指定数量は200L。その5分の1以上で少量危険物にあたり、市町村の火災予防条例の対象になる。
04
減らす順番は3段
中身・範囲・機器
中身
品名で拾う
缶の中身を1つずつ確かめる
第4石油類だけなら常温で雰囲気はできない
エアゾール缶が1つでもあれば扱いが変わる
範囲
狭めていく
危険場所そのものを小さくする
機器を庫外へ出せないか先に考える
貫通を1か所に絞る
機器
残る分だけ
それでも残るものだけを防爆機器に
コンセントは庫内に設けない
既設にあれば撤去まで見積に入れる
小面積なら、庇の下や開口部の透光板で外から照らす方法もある。庫内の電気設備をゼロにできる場合がある。
05
まとめ|保管庫の照明
中身・配置・換気
1
1点減らすと4つ減る
庫内に点滅器を置けば、そこまでの配管が要り、貫通部にシールが要り、点検で開ける箇所が増える。1点が4つ分になる
見積に効く
2
順番の問題として解く
中身を確かめ、危険場所を狭め、機器を外に出し、それでも残るものだけを防爆機器にする。難しい技術の話ではない
中身から
3
換気は自然換気から考える
機械換気にすると換気扇のモータが庫内の電気設備として増える。ガソリン蒸気は空気より重いので、排気は低い位置に取る
低い位置へ
庫外スイッチには消し忘れと第三者の誤操作という副作用がある。施錠管理と位置をそろえておくと運用が楽になる。
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