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TECHNICAL GUIDE
5つの区間でたどる
運ぶときは高圧
逆にたどって切り分ける
範囲の広さ=原因の高さ
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
受電から末端まで
逆にたどれる図にする
順方向より、逆にたどる場面のほうが実務では多い。
消えた範囲の広さが、原因の高さを教えてくれる
5
つの区間
6600
Vで運ぶ
4
段の切分け
出典:HARITAの設計室「【新人講座 第7回】受電から末端まで ― 電気の流れを1本でたどる『電気の流れ1枚図』」
SECTION
01
この章で答えること
直結で来ているのか
電柱からコンセントまでを1本でたどる
このセクションで扱うこと
01
5つの区間と役割
02
逆にたどる切り分け
03
現地調査での使い方
02
電気の旅は5区間
引込から末端まで
引込・受変電|入口と作業場
電力会社から建物へ受け取り
高圧を使える電圧へ落とす
幹線・分電盤|通路と仕分け
各階の盤まで運ぶ太い通路
主幹で受けて分岐で配る
末端|使われる場所
照明器具やコンセントとして
人が実際に触れる段
運ぶときは高圧、使うときは低圧。変圧を建物でやるか電柱の上でやるかの違い。
実務では逆向きに使う
末端から上流へ、1段ずつ生きているか見る
広さが高さを教える
消えた範囲が広いほど、原因は上流にある
この1枚図が頭に入ると、単線結線図が建物の地図として見えてくる。
同じ電力なら電圧が高いほど電流は小さく、細い電線で送れて途中のロスも少ない。だから運ぶときは高圧になる。
03
消えた範囲で絞る
範囲・高さ・見る先
消えている範囲
原因がいる高さ
まず見るところ
コンセント1個
末端
の段にいる
器具
と配線の状態
部屋ごと消える
分岐
回路の段にいる
分岐
ブレーカーを見る
盤ごと消える
幹線
か主幹の段に
主幹
ブレーカーと幹線
建物ごと消える
受変電
の段にいる
連絡
先は主任技術者
ブレーカーは回路を守るために落ちている。原因に見当をつけてから復旧する
この4つ、すぐ答えられますか
5つの区間
引込、受変電、幹線、分電盤、末端。この順で電気がたどっていく
高圧で送る理由
同じ電力なら電圧が高いほど電流が小さく、細い電線で送れてロスも少ない
切り分けの向き
末端から上流へ。影響範囲の広さが原因の高さを教えてくれる
盤の呼び分け
配電盤は幹線レベルの大元、分電盤は各エリアへ配る、制御盤は機械を動かす
戸建てや小さい店舗は、電柱の上の柱上変圧器で低圧に落としてから引き込む。流れの構造そのものは変わらない。
04
1枚図の使い道
調査・波及・停電
調査
順番が決まる
受変電の容量に余裕があるかを見る
幹線の許容電流、各階盤の空き回路
上から下へ順に見れば漏れがない
波及
先回りする
末端を足すなら逆にたどる
空き回路、幹線の余裕、変圧器容量
どの図面を直すとどこに響くか判る
停電
順番を崩さぬ
切るのは下流から順に上へ
戻すのは上流から順に下へ
この順番は崩さない
報告書も系統順に書ける。現地で見る順番が決まっていれば、調査漏れも起きにくくなる。
05
まとめ|電気の流れ
区間・向き・使い方
1
電気は5区間をたどる
引込、受変電、幹線、分電盤、末端。運ぶときは高圧6,600V、使うときは低圧。変圧するのがキュービクル
1本の道
2
実務では逆向きに使う
コンセントが使えないという問い合わせは、末端から上流へ1段ずつ生きているかを切り分けていく。範囲の広さが原因の高さ
末端から上へ
3
この図が第3部の地図になる
現地調査も設計変更の波及確認も、この地図の上をたどる作業になる。単線結線図の1本1本が、建物の中の場所として見えてくる
上をたどる
街中の配電線は基本的に6,600Vの高圧。特に高圧は、近づくだけでも放電のおそれがある。