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TECHNICAL GUIDE
数字は解釈にしかない
149-1表は固定表
1500Wは100V×15A
国内形状に合わせた
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
15Aはどこから来たか
省令には書かれない
数字が現れるのは解釈から。そこにも理由は書かれていない。
戦前から1947年まで、日本の一般コンセントは10Aだった
149
条にある
27
Aが許容
10
Aだった
出典:HARITAの設計室「【そうだったのか小ネタ⑫】コンセントはなぜ15Aなのか ― 戦前の日本は10Aだった」
SECTION
01
この章で答えること
昔からアメリカ式か
戦前の資料に、15Aは一件も出てこない
このセクションで扱うこと
01
数字が書かれている場所
02
1.6mmを15Aで守る理由
03
15Aと16Aが分かれた経緯
02
数字は下の階層に
省令・解釈・告示
省令|性能規定だけを書く
過電流遮断器を施設することとだけ定める
15Aも20Aも一文字も出てこない
解釈|数字が現れる場所
149-3表が15A以下の分岐回路には
15A以下のコンセントと定めている
解釈にも、なぜ15なのかという理由までは書かれていない。
149-1表は固定表
許容電流から計算するのではなく太さを名指し
1500Wの出どころ
JIS C 8300の附属書Eに表示値として明記
1.6mmの許容電流は27A。それでも表は15Aと名指ししている。
テーブルタップの1500Wは100V×15A。250Vの行が3,000Wなので、この表は実際に使う100Vと200Vで計算されている。
03
取り違えやすいところ
根拠・由来・組合せ
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
省令にある数字
解釈
にしか数字はない
省令
は性能規定のみ
戦前から米国式
10A
が当時の定格
資料
に15Aが出てこない
1500Wが先
因果
は逆向きになる
家電
の上限は法令にない
IECは16A
適用
範囲は32A以下
16A
は別の規格の値
20A回路に15Aコンセントは可。15A回路に20Aコンセントは不可
この4つ、すぐ答えられますか
数字のある場所
電気設備技術基準の解釈第149条。149-3表が組合せを定めている
1.6mmの許容電流
27A。管内3本以下なら18.9A。それでも表は15Aと名指しする
1500Wの根拠
JIS C 8300附属書E。15A・125Vの表示値として1,500Wと定めている
15Aと16Aの差
JIS C 8282-1の附属書に、国内形状に合わせたとだけ書かれている
配線用遮断器のJIS C 8211の推奨値には15と16が同じ表に並ぶ。2つの系列が統合されないまま同居している。
04
現場で効く3つ
組合せ・例外・規程
組合せ
表で確かめる
20A回路に15Aコンセントは付けられる
15A回路に20Aコンセントは付けられない
149-3表を引いて確認する
例外
ヒューズ回路
20Aヒューズ回路だけは扱いが違う
15A兼用のコンセントが除外されている
遮断器の回路とは分けて読む
規程
より厳しい
内線規程は解釈より厳しい規定を置く
現場で求められるのはそちらのことが多い
どちらを根拠にしているかを確かめる
第33条の動作特性で逆算すると149-1表の並びと一致するが、その導出を明記した資料は見つかっていない。
05
まとめ|15Aの出どころ
階層・由来・実務
1
数字は解釈にしかない
省令は過電流遮断器を施設することとだけ定め、15Aも20Aも書いていない。数字が現れるのは、その下の解釈149条から
省令は性能規定
2
戦前の定格は10Aだった
1941年の公定価格表にも1947年の教科書にも15Aは出てこない。保護装置の側には1946年にすでに15Aがある、というずれがある
資料が残る
3
由来は国内形状に合わせた
JIS C 8282-1の附属書が示す唯一の説明が、我が国の標準形状に合わせたというもの。なぜ15なのかは、資料に残っていない
技術的導出でない
GHQが決めたという説は典拠が見つからなかった。業界団体もメーカーも、由来について答えられなかったと報じられている。