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TECHNICAL GUIDE
締めて・測って・残す
集約点は深型で描く
送りの上限は3つの制約
隠れる部分は全部撮る
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
壁の中は見えなくなる
閉じる前に決まる
極性が逆でも点く。ねじが半分でも最初は通電する。
だから検査と記録が要る
5
つの検査
3
つの制約
250
mm前後
出典:HARITAの設計室「コンセント設備の設計マニュアル⑤|施工・検査」
SECTION
01
この章で答えること
図面は壁の中で形になるか
おさまり・結線・検査を、設計側から見る
このセクションで扱うこと
01
ボックスのおさまり3点
02
結線でいちばん怖いこと
03
竣工検査の5チェック
02
図面が形になるまで
おさまり・結線・検査
おさまり
ボックスの位置と深さを決める
墨出しから仕込みまで
結線
送り配線と締付けトルク
器具付けのところで効いてくる
検査
極性・接地・絶縁を測って記録
自主検査から竣工まで
記録
測った値は必ず残しておく
写真は閉める前に撮る
怖いのは、間違っていても一見動いてしまうこと。だから検査と記録が要る。
竣工検査で見る5つ
極性・接地・絶縁抵抗・締付け
そしてプレートの仕上がり
送り配線の上限
回路の容量・電圧降下・箱の容量
先に当たったところが上限になる
壁の中はボードが閉まった瞬間に見えなくなる。撮り直しはきかない。
おさまらない図面を描いたのは設計。現場で何が起きるかを知っている人の図面は、驚くほど手戻りが少なくなる。
03
取り違えやすいところ
極性・深さ・記録
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
点けば合格
極性
は逆でも点く
検電
器で全数を見る
浅型でよい
集約
点は深型で描く
浅型
では蓋が閉まらない
送りは無制限
容量
と電圧降下と箱
先に
当たった所が上限
写真は要所
隠れる
部分は全部撮る
撮り直し
はきかない
取付高さはFL+250mm前後が目安で、特記仕様書と施主基準が優先
この4つ、すぐ答えられますか
深型にすべき場所
送り配線や接地線が集まる集約点。浅型では蓋が閉まらず現場で交換になる
極性の逆結線が怖い訳
逆に入れても使えてしまうから。接地側はW表示の端子へ入れる
ねじ端子の締め方
規定トルクで最後まで。ゆるみは数年後に発熱として返ってくる
竣工写真の範囲
見えなくなる部分は全部。箱内の結線、接地の接続、区画の貫通処理
速結端子は器具のゲージ通りに剥く。長すぎれば銅線が露出し、短すぎれば抜ける。どちらも見た目では分からない。
04
おさまりで見る3点
深さ・高さ・干渉
深さ
集約点
線が集まる点は最初から深型で描く
浅型だと現場で交換になる
箱の容量が送りの上限にもなる
高さ
目安と基準
床上はFL+250mm前後を目安にする
カウンター上は1,100〜1,200mm前後
最終的には特記仕様書と施主基準が優先
干渉
先住者
間柱・断熱材・給水管・ダクトが先にいる
耐力壁の筋かいの位置を先に確かめる
動かせない相手とぶつかると位置がずれる
この位置でないと困るコンセントは、図面に理由を書いておく。理由のない寸法は、現場で動かされてしまう。
05
まとめ|施工と検査
おさまり・結線・記録
1
図面の点は、壁の中では箱になる
幅・深さ・向きを持った箱として描く。送り配線や接地線が集まる集約点を深型にしておかないと、現場で蓋が閉まらない
深さで決まる
2
間違っていても一見動いてしまう
極性を逆にしても使えるし、ねじが半分でも最初は通電する。極性・接地・絶縁・締付け・仕上がりの5つを測って記録する
測って残す
3
見えなくなる部分は全部撮る
箱の中の結線、接地の接続、区画の貫通処理。撮り直しがきかない瞬間なので、迷ったら撮る。送電は合格してから行う
閉める前に
閉める前の30分で手を抜くと、その付けを払うのは10年後に壁を壊す誰かになる。合言葉は締めて・測って・写真に残す。