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TECHNICAL GUIDE
制限があるのはPF・S形
進相コンデンサは含めない
高圧電動機はkVAで足す
柱上式は100kVA
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
300kVAという上限
大きさの話ではない
上限があるのはPF・S形だけ。根拠は配電変電所のOCRと限流ヒューズの動作協調。
主遮断装置の形式と設置方式が変われば、上限も変わる
300
kVAが上限
100
kVAは柱上
3
段で確かめる
出典:HARITAの設計室「受変電設備の設計|受電設備容量の制限はどう決まる?」
SECTION
01
この章で答えること
なぜ300kVAなのか
設備の大きさではなく、動く順番から決まっている
このセクションで扱うこと
01
受電容量に何を足すか
02
上限が付く形式と付かない形式
03
ヒューズ定格で変わる上限
02
動く順番で決まる
協調と設置方式
上限の根拠は動作協調
配電変電所のOCRと限流ヒューズが
正しい順番で動くかどうかで決まる
形式で扱いが変わる
制限があるのはPF・S形
CB形は基本的に制限がない
受電容量は、受電電圧で使用する変圧器・電動機・機器の合計(kVA)。
設置方式でも変わる
箱に収めた屋内のものは300kVAまで
柱上式は100kVAが上限になる
ヒューズ定格の目安
G50は最大225kVA程度まで
G75は最大300kVAまでが安全範囲
いずれも電力会社側の配電用OCRとの協調が前提。設定次第でより厳しくなる。
容量制限は、安全性・保守性・周囲環境への影響に配慮して設けられている。根拠は高圧受電設備規程1110-5条。
03
取り違えやすいところ
形式・合計・方式
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
形式は無関係
PF・S形
だけに制限がある
CB形
は基本的に制限なし
コンデンサも
進相
コンデンサは除く
JIS
の定義による
電動機はkW
kVA
に換算して足す
定格
出力では足さない
柱上も300
柱上
式は100kVA
保守
と安全の観点から
根拠は高圧受電設備規程1110-5条「受電設備容量の制限」
この4つ、すぐ答えられますか
制限の根拠
高圧受電設備規程1110-5条。安全性・保守性・周囲への影響に配慮したもの
合計に含めないもの
高圧進相コンデンサ。JIS C 4620の定義により容量に含めない
PF・S形の屋内の上限
300kVA以下。配電用OCRと限流ヒューズの動作協調が根拠になっている
CB形の上限
基本的に制限がなく、キュービクルでは4,000kVAまで認められる
PF・S形なら常に300kVAまで使えるとは限らない。電力会社側の配電用OCRの設定次第で、より厳しくなる場合がある。
04
確認する順番
形式・方式・協調
形式
主遮断装置
CB形なら基本的に制限がない
PF・S形なら制限がかかる
ここで上限の有無が決まる
方式
設置のしかた
箱に収めた屋内のものは300kVA
柱上式は100kVAが上限になる
保守性と安全性から差が付いている
協調
ヒューズ
G50は最大225kVA程度までが目安
G75は最大300kVAまでが安全範囲
配電用OCRとの協調が前提になる
上限は設備の大きさの都合ではなく、事故のときに手前と奥がどの順番で動くかという話。だから形式と方式で変わる。
05
まとめ|受電容量の制限
合計・形式・協調
1
何を足すかを先に決める
受電電圧で使用する変圧器・電動機・機器の合計。高圧電動機は定格出力ではなくkVAで算定し、高圧進相コンデンサは含めない
kVAで合計
2
制限があるのはPF・S形
箱に収めた屋内のものは300kVA以下、柱上式は100kVAが上限。CB形は基本的に制限がなく、キュービクルでは4,000kVAまで
形式で違う
3
根拠は動作協調にある
配電変電所のOCRと限流ヒューズが正しい順番で動くかどうかで上限が決まる。だから形式と設置方式が変われば上限も変わる
順番の話
限流ヒューズの選定も配電用OCRとの協調が前提。G50は約225kVA、G75は300kVAが安全範囲の目安になる。