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TECHNICAL GUIDE
対象は製造と輸入
判定は年度の加重平均
在庫品は組み込める
適合品では世代不明
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
縛られるのは出荷
使用者に義務なし
変わったのは、メーカーと輸入業者が国内向けに出荷できる変圧器の性能。
既設の変圧器は、そのまま使い続けてよい
2026
年度から
0
の交換義務
1
つの平均で判定
出典:HARITAの設計室「2026トップランナー変圧器 第1回|制度の全体像」
SECTION
01
この章で答えること
既設を替えないと違法か
誰が縛られている制度なのかを先に押さえる
このセクションで扱うこと
01
規制の名宛人は誰か
02
加重平均という判定のしかた
03
在庫品と継続案件の扱い
02
縛られるのは出荷側
対象と判定
規制の対象|製造と輸入
国内向けに出荷する変圧器の性能が変わった
設計者・施工者・所有者への義務規定はない
判定のしかた|加重平均
区分ごとに年度出荷分を台数で加重平均する
すべての製品が基準値を満たす求めではない
消費効率は全損失なので、条件は「以上」ではなく「上回らない」になる。
切り替わりは年度の境
2026年4月1日のメーカー出荷分から適用
前年度までに出た在庫品には別の整理がある
現場での効き方
公共工事ではグリーン購入法や仕様書を経由
実質的に新しい世代の品が要求される
既設機の継続使用は問題にならない。そこを正しく打ち消せることが要点になる。
市場が必要としている製品であれば、基準を下回るものも作り続けられる余地を残す、というのが加重平均方式のねらい。
03
取り違えやすいところ
対象・判定・表記
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
既設も交換
使用
者に義務はない
対象
は製造と輸入
全製品が適合
平均
で達成を判定する
個々
は満たすとは限らず
4月で全部新
在庫
品は組み込める
出荷
の時点で切り替わる
適合品と書く
世代
が決まらない
呼称
と年版のJIS番号
選定はラベルや呼称ではなく、カタログの全損失の実数値で見る
この4つ、すぐ答えられますか
既設の変圧器の扱い
交換義務も罰則もない。そのまま使い続けてよい
1台でも下回ったら
違反にはならない。判定は区分ごとの年度出荷を台数で加重平均した値で行う
またぐ工事の在庫品
前年度までに製造事業者の管理を離れた品は、盤に組み込んで出荷できる整理がある
仕様書の書き方
呼称と年版付きのJIS番号を書く。適合品とだけ書いても世代が決まらない
新基準だから既設を替えないといけない、という説明は誤り。規制されているのは、これから出荷される変圧器の性能。
04
3つの角度で押さえる
対象・判定・効き方
対象
製造と輸入
国内向けに出荷する変圧器の性能
使用者への義務規定も罰則もない
既設機の継続使用はそのままでよい
判定
加重平均
区分ごとに年度出荷分を台数で平均
基準値の加重平均を上回らないこと
個々の製品の合否を問う方式ではない
効き方
仕様書経由
公共工事はグリーン購入法を通して効く
仕様書のJIS記載でも実質的に決まる
選定は全損失の実数値で比べる
切り替えは年度の境で一度に起きるが、在庫品の扱いが用意されているぶん、現場はもう少しなだらかに動く。
05
まとめ|制度の全体像
名宛人・判定・実務
1
縛られているのは出荷の側
2026年4月1日以降、国内向けに出荷する変圧器が新しい基準を満たす必要がある。設計者・施工者・所有者への義務規定はない
義務はない
2
達成判定は年度の加重平均
区分ごとに、その年度に出荷した変圧器の消費効率を台数で加重平均した値で見る。個々の製品が基準値を満たすとは限らない
個々ではない
3
呼称ではなく実数値で選ぶ
ラベルや呼称だけでは世代も性能も決まらない。仕様書には呼称と年版付きのJIS番号を書き、カタログの全損失で比べる
全損失を見る
在庫品は、前年度までに製造事業者の管理を離れていれば、盤メーカーが組み込んで出荷できるという整理が示されている。