209 TECHNICAL GUIDEケーブルは張力を持てないだから吊って渡す 技術図書館へ
209
TECHNICAL GUIDE
ハンガー間隔は50cm
5.93kNか22mm²以上
接地は原則D種
高圧の安全率は2.5
209
引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
ケーブルは張力を持てない
だから吊って渡す
架空ケーブルは、メッセンジャーワイヤで支えて施設する。
押さえるのは、ちょう架・強度・接地・安全率
50
cm以下
22
mm²以上
2.5
以上の安全率
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【024】|架空ケーブル(メッセンジャーワイヤー)」
SECTION
01
この章で答えること
どうやって空中に張るのか
ちょう架・強度・接地・安全率の4点で見る
このセクションで扱うこと
01
ハンガーで吊る間隔
02
ちょう架用線に要る強度
03
接地と安全率の決まり
02
吊る・支える・接地
4つの確認項目
ちょう架
メッセンジャーワイヤに
ハンガーでケーブルを吊る
強度
引張強さ5.93kN以上または
断面積22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線
接地
原則としてD種接地工事
低圧で絶縁電線なら省略できる
安全率
高圧回路は2.5以上
安全率はE÷Tで確かめる
ケーブル自体に張力を持たせられないので、ちょう架用線で支持するのが基本。
ハンガーの間隔
高圧では50cm以下が必須
低圧では50cm以下が望ましいとされる
接地線の分け方
低圧と高圧、弱電と光ファイバなど
異種回路では分けて設置する
低圧で使えるケーブルに加え、高圧では保護被覆付きのものも使える。
確認する順番は、ハンガーで吊っているか、電圧の区分に応じた間隔か、使えるケーブルの種類か。
03
取り違えやすいところ
支持・間隔・接地
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
ケーブルだけ
張力
は持たせられない
ちょう架
用線で支持する
間隔は自由
高圧
は50cm以下必須
低圧
も同じ間隔が望ましい
接地は不要
原則
はD種接地工事
低圧
の絶縁電線は省略可
接地線は1本
異種
回路で分けて設ける
弱電
と光は別にする
強度は引張強さ5.93kN以上、または断面積22mm²以上
この4つ、すぐ答えられますか
ハンガー間隔の違い
高圧は50cm以下が必須、低圧は50cm以下が望ましいとされている
ちょう架用線に要る強度
引張強さ5.93kN以上、または断面積22mm²以上の亜鉛メッキ鉄より線
接地を省略できる場合
低圧で絶縁電線を使用している場合。それ以外は原則としてD種接地
安全率の確かめ方
安全率はE÷T。TはWS²÷8Dで求める。高圧回路では2.5以上
使えるケーブルは、低圧では鉛被・アルミ被・クロロプレン・ビニル・ポリエチレン・MIケーブル等。高圧はこれに保護被覆付きが加わる。
04
3つの角度で確かめる
吊る・支える・接地
吊る
ちょう架
ハンガーで吊っているかを見る
電圧の区分に応じた間隔になっているか
使えるケーブルの種類も確かめる
支える
強度と張力
引張強さ5.93kN以上を満たすか
または断面積22mm²以上のより線か
高圧回路は安全率2.5以上
接地
D種が原則
原則としてD種接地工事を施す
低圧で絶縁電線を使うなら省略できる
異種回路の接地線は分けて設置する
低圧と高圧、弱電と光ファイバでは接地線をまとめない。分けて設置するのが規程の示すところ。
05
まとめ|架空ケーブル
間隔・強度・接地
1
支えるのはちょう架用線
ケーブル自体に張力を持たせられないため、メッセンジャーワイヤを張り、ハンガーでケーブルを吊って施設する
吊って渡す
2
間隔と強度に数値がある
ハンガー間隔は高圧で50cm以下が必須、低圧では50cm以下が望ましい。ワイヤは引張強さ5.93kN以上または22mm²以上
50cmと22mm²
3
接地は原則D種、例外は低圧
低圧で絶縁電線を使用する場合は省略できる。接地線は低圧と高圧、弱電と光ファイバなど異種回路で分けて設置する
分けて設ける
高圧回路の安全率は2.5以上。安全率はE÷Tで、TはWS²÷8Dで求める形になっている。
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