213 TECHNICAL GUIDE置ける位置は距離ではない電線の割合で決まる 技術図書館へ
213
TECHNICAL GUIDE
原則は3m以下
35%以上で8m以下
55%以上で制限なし
遮断器は省略できない
213
幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
置ける位置は距離ではない
電線の割合で決まる
原則は分岐点から3m以下。ただし割合しだいで8m以下にも制限なしにもなる。
太い電線ほど、遠くに置ける
3
m以下が原則
35
%で8m以下
55
%で制限なし
出典:HARITAの設計室「電気設計の解説|分岐回路の設計について詳しく解説」
SECTION
01
この章で答えること
3mを超えて置けるのか
距離ではなく、許容電流の割合で決まっている
このセクションで扱うこと
01
遮断器の容量で決まる太さ
02
施設位置は3m・8m・制限なし
03
必要な回路数の求め方
02
割合で位置が決まる
3m・8m・制限なし
3m以下
原則の位置
割合を問わず置ける
8m以下
分岐電線の許容電流が
幹線の遮断器の35%以上のとき
距離の制限なし
分岐電線の許容電流が
幹線の遮断器の55%以上のとき
分岐電線の許容電流を幹線の遮断器の定格で割るだけ。太いほど遠くに置ける。
遮断器の容量で太さが決まる
20Aの回路なら電線は1.6mm以上
30Aの回路なら電線は2.6mm以上
つなげるコンセント
20Aの回路は20A以下のものを使う
30Aの回路なら20〜30Aのものになる
分岐回路の過電流遮断器そのものは、位置が緩和されても省略できない。
幹線の遮断器を50Aと置くと、1.6mm(27A)で54%、2.0mm(35A)で70%、2.6mm(48A)で96%という割合になる。
03
取り違えやすいところ
位置・太さ・回路数
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
常に3m以下
原則
は3m以下になる
割合
しだいで延ばせる
太さは自由
20A
なら1.6mm以上
30A
なら2.6mm以上
遮断器も省略
開閉器
は位置が緩和され
遮断器
は省略できない
回路数は切捨て
端数
は切り上げる
切捨て
ると足りなくなる
分岐回路数は、全負荷容量を1回路あたりの容量で割って求める
この4つ、すぐ答えられますか
20Aの回路の電線
直径1.6mm以上。コンセントは20A以下で、個数に制限はない
8m以下にできる条件
分岐電線の許容電流が、幹線の過電流遮断器の定格の35%以上であること
距離の制限がなくなる条件
分岐電線の許容電流が、幹線の過電流遮断器の定格の55%以上であること
回路数の出し方
全負荷容量を1回路あたりの容量で割り、端数は切り上げる
30Aの回路は電線が直径2.6mm以上、断面積でいえば5.5mm²。つなげるコンセントは20〜30Aのものになる。
04
決める順番は3つ
太さ・位置・数
太さ
遮断器から
遮断器の定格で電線の太さが決まる
つなげるコンセントの定格も決まる
20Aは1.6mm、30Aは2.6mmが目安
位置
割合で緩和
原則は分岐点から3m以下
35%以上なら8m以下に置ける
55%以上なら距離の制限がなくなる
回路数
割って切上げ
全負荷容量を1回路の容量で割る
割り切れないときは切り上げる
切り捨てると回路が足りなくなる
位置が緩和されるのは開閉器と過電流遮断器を置く場所の話。分岐回路の過電流遮断器そのものは、どの場合でも要る。
05
まとめ|分岐回路
太さ・位置・数
1
太さは遮断器の容量で決まる
20Aの配線用遮断器の回路なら電線は1.6mm以上でコンセントは20A以下、30Aなら電線2.6mm以上でコンセントは20〜30A
セットで覚える
2
位置は距離ではなく割合
原則は分岐点から3m以下。分岐電線の許容電流が幹線の遮断器の35%以上なら8m以下、55%以上なら距離の制限がなくなる
3m・8m
3
回路数は割って切り上げる
全負荷容量を1分岐回路あたりの容量で割って求める。割り切れないときに切り捨てると、回路が足りなくなる
端数に注意
位置の緩和は開閉器と過電流遮断器を置く場所の話で、分岐回路の過電流遮断器そのものは省略できない。
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