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TECHNICAL GUIDE
散水設備に電源の規定なし
階数11以上で加圧送水
非常電源は2時間以上
要件は3段で積み上がる
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防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
建物が消火する設備ではない
消防隊が送水する
どちらも消火活動上必要な施設。建物側に水源も加圧装置も原則もたない。
電気設計が発生するのは、階数が積み上がってから
11
階以上で電源
2
時間以上
70
m超で湿式
出典:HARITAの設計室「建築消防|連結送水管と連結散水設備|設置基準と加圧送水装置の電源」
SECTION
01
この章で答えること
どちらに電気が要るのか
2つの設備は、電気設計から見ると扱いが違う
このセクションで扱うこと
01
守備範囲が上と下で分かれる
02
電源の規定があるのは片方だけ
03
要件は3段で積み上がる
02
電気が要るのは片方
守備範囲と電源
連結送水管|上の階へ送る
消防隊が地上の高い階へ水を送る配管
放水口は3階以上の各階、水平距離50m以下
連結散水設備|地階へ散水
外から地階へ散水するための配管
条文に電源・非常電源・起動装置の号がない
どちらも消防ポンプ自動車が送水してはじめて働く。建物側に水源はもたない。
階数11以上で電気設計が出る
非常電源を附置した加圧送水装置が必要になる
非常電源は2時間以上
起動装置の置き方
直接操作に加えて遠隔操作の部が要る
送水口の直近または中央管理室
散水設備でも、総合操作盤の準用だけはある。設備一覧から落とさない。
排煙設備・非常コンセント設備・無線通信補助設備とならんで、消火活動上必要な施設として列挙されている2つ。
03
取り違えやすいところ
電源・主体・階数
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
どちらも電源
散水
設備に規定はない
送水管
は11階以上で要る
建物が消火
消防隊
が送水して働く
水源
は原則もたない
電源は30分
2時間
以上が求められる
自家発
の燃料計算に効く
11階で加圧
70m
超で規則が定める
以下
なら求められない
遠隔操作部は、送水口の直近または中央管理室に設ける
この4つ、すぐ答えられますか
2つの設備の守備範囲
連結送水管は地上の高い階へ、連結散水設備は地階へ。どちらも消防隊が送水する
電気設計が出る階数
地階を除く階数が11以上。非常電源を附置した加圧送水装置が必要になる
非常電源の時間
2時間以上。屋内消火栓と同じ扱いで拾うと不足する
70mを超えると
連結送水管を湿式とし、ポンプの吐出量と全揚程の定めがかかる
令は加圧送水装置を省令に委ね、規則は70m超についてしか中身を定めていない。そのため11階以上でも70m以下なら求められないと扱われる。
04
3段で積み上がる
共通・11階・70m
共通
すべてに
送水口は双口形で主管は内径100mm以上
放水口は3階以上の各階に設ける
接続口の高さは床面上0.5〜1m
11階
電気が出る
11階以上の部分の放水口は双口形
放水用器具格納箱を所定の間隔で置く
非常電源を附置した加圧送水装置が要る
70m
湿式に
連結送水管を湿式とする
ポンプの吐出量と全揚程に定めがある
起動装置は直接操作と遠隔操作の両方
送水口は消防ポンプ自動車が容易に接近できる位置に設ける。植栽や段差でアプローチできないことがあるので外構図と一緒に見る。
05
まとめ|連結送水管
主体・電源・波及
1
建物が消火する設備ではない
どちらも消防ポンプ自動車から送水してはじめて働く配管設備。建物側に水源も加圧装置も原則としてもたない
消防隊が送水
2
電源の規定があるのは片方だけ
連結散水設備は、条文に電源・非常電源・起動装置の号がない。連結送水管は階数11以上で加圧送水装置と非常電源が必要になる
散水は対象外
3
非常電源は2時間で拾う
屋内消火栓と同じ30分で拾うと不足する。自家発電設備の燃料槽の容量計算に効いてくるので、受変電と発電機の計画段階で押さえる
燃料に効く
連結散水設備は電気図面に出てこないが、総合操作盤の準用があるため、設ける建物では監視対象として整理しておく。