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TECHNICAL GUIDE
高圧で受けるのは電流
役割は6つに分かれる
半分以上は守るため
図は6ブロックで読む
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
記号より先に区切る
構造が見えれば読める
6.6kVで受けて、100Vや200Vに変えて建物へ配る設備。
どんなに線が多い単線結線図でも、まず6つの箱に区切る
6.6
kVで受ける
6
つの役割
33
分の1の電流
出典:HARITAの設計室「高圧受変電設備の設計マニュアル①|高圧受変電設備とは何か」
SECTION
01
この章で答えること
なぜ高圧で受けるのか
記号の暗記より先に、何のためにあるのかを見る
このセクションで扱うこと
01
高圧で受ける理由は電流
02
設備が担う6つの役割
03
図面は6ブロックで読む
02
電流で考えると分かる
同じ電力での比較
低圧で受けたら
同じ電力でも電流が大きくなる
太い幹線を何条も並べることになる
高圧で受けると
電圧が33倍なら電流は約33分の1
敷地の入口まで細いケーブルで引ける
損失は電流の2乗に比例するので、電流が小さいほど損失も電圧降下も減る。
図面は6ブロックで区切る
引込部・受電部・高圧母線
変圧器部・力率改善部・低圧配電部
6つの役割と対応する
受ける・測る・守る・変える・整える・備える
そのまま図面の上から下の並びになる
単線結線図は、電気が流れる順に上から下へ描くのが原則になっている。
高圧受電をすると自家用電気工作物という扱いになり、電気の安全を自分たちで管理する義務が発生する。
03
取り違えやすいところ
電圧・図面・役割
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
低圧でもらう
電流
が大きくなる
幹線
を何条も並べる
単線は1回線
三相
を1本で代表する
三線
結線図は本数通り
半分は変圧用
半分
以上は守るため
保護
の機器が多くなる
発電も役割
6つ
に発電は入らない
予備
電源は別の設備
図面は電気が流れる順に、上から下へ描くのが原則になる
この4つ、すぐ答えられますか
高圧で受ける技術的な理由
同じ電力なら電圧が高いほど電流が小さく、電線・損失・電圧降下をすべて小さくできる
単線結線図の単線とは
実際には3本ある電線を、1本の線にまとめて表現するから。本数通りは三線結線図
6つの役割
受ける・測る・守る・変える・整える・備える。発電は別の設備の仕事になる
キュービクルとの違い
高圧受電設備のうち金属製の箱に一括して収めたもの。露出して並べる開放形もある
キュービクルの中は使用者側の資産になる。だから設計も施工も点検も、こちら側の仕事として回ってくる。
04
6つの役割を3つに束ねる
受ける・守る・配る
受ける
測るまで
責任分界点で切り離せるようにする
構内の事故を配電線へ波及させない
測れる大きさに落としてから測る
守る
半分以上
短絡・地絡・過負荷・雷・電圧低下
継電器と遮断器が組みで働く
機器の半分以上はこの役割にある
配る
変えて整える
6.6kVを100Vや200Vへ変える
力率を整えて無駄な電流を減らす
止められない負荷には予備電源を
用途ごとに変圧器を分けるのが基本。直列リアクトルは、高調波と突入電流の対策として進相コンデンサの手前に入る。
05
まとめ|高圧受変電
理由・役割・読み方
1
高圧で受ける理由は電流にある
同じ電力を受け取るとき、電圧が高ければ電流は小さくて済む。電線が細くなり、損失も電圧降下も小さくなる
33分の1
2
機器の半分以上は守るためにある
受ける・測る・守る・変える・整える・備える。このうち保護に関わる機器がいちばん多いという構成になっている
6つの役割
3
記号より先に6つの箱に区切る
引込部・受電部・高圧母線・変圧器部・力率改善部・低圧配電部。記号が分からなくても、構造が見えれば読めるようになる
構造から
キュービクルの中は使用者側の資産。この感覚を持てるかどうかで、図面の読み方が変わってくる。