225 TECHNICAL GUIDE描けないのではないまだ決まっていない 技術図書館へ
225
TECHNICAL GUIDE
先に集める6つの情報
上から下へ8ステップ
協議結果が抜けると再作図
器具番号が図をつなぐ
225
受変電 / TECHNICAL GUIDE
描けないのではない
まだ決まっていない
白紙で手が止まるのは、先に集める情報が欠けているとき。
6つを揃えてから、上から下へ8ステップで描き足す
6
つを集める
8
つの手順
20
項目で点検
出典:HARITAの設計室「高圧受変電設備の設計マニュアル⑭|単線結線図の作図手順とセルフチェック」
SECTION
01
この章で答えること
白紙の前で手が止まる理由
足りないのは画力ではなく、順番と作法
このセクションで扱うこと
01
描き始める前に集める6つ
02
上から下へ進める8ステップ
03
提出前に自分で点検する
02
集めてから、上から下へ
情報と手順
先に6つを集める
用途と規模、負荷リスト、受電方式
受電設備容量、協議結果、特殊条件
協議結果が要になる
短絡容量や地絡電流、整定方針
ここが抜けると必ず描き直しになる
描く順番は上から下
表題欄から引込、受電部、母線
変圧器、低圧配電部、接地と凡例へ
電気の流れは上から下へ。受電が上、負荷が下に来るように並べる。
レイアウトの作法
重要な系統ほど左に、線は直交させる
機器名と定格は線の右側にそろえる
余白を残しておく
凡例は決まった位置に一覧で置き
将来の増設を描き足せる余地を残す
同種の機器は高さをそろえ、交差はできるだけ減らすと読みやすい図面になる。
単線結線図が固まったら、必要に応じて三線結線図へ展開する。1本の線を相の数だけ戻していく作業になる。
03
3つの図の描き分け
単線・三線・展開
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
3つは別の図面
器具
番号でつながる
同じ
ものを指している
単線に相も描く
1本
で3相を代表する
個数
や相は描かない
三線は本数だけ
極性
や結線も決まる
接地
の位置も決める
展開も主回路を
主回路
は描かない
動作
の順に左から右へ
相の配置は規格を準用してそろえ、凡例は決まった位置に置く
この4つ、すぐ答えられますか
描き始める前に要るもの
用途と規模、負荷リスト、受電方式、受電設備容量、協議結果、特殊条件の6つ
抜けると痛いのはどれか
電力会社との協議結果。短絡容量や整定方針が決まらないまま描くと必ず描き直しになる
三線へ展開するとき
変成器の個数、極性、変圧器の結線、相の配置、接地の位置を決める必要がある
展開接続図が描くもの
主回路は省き、制御回路を動作する順に左から右へ並べて動きだけを描く
同じ遮断器まわりでも、単線は1本で代表し、三線は相ごとの本数を、展開接続図は動作の順番を描く。
04
提出前に見る3つ
記号・定格・名称
記号
対応
図記号と文字記号が対応しているか
継電器の器具番号が入っているか
凡例が決まった位置にあるか
定格
記入
電圧と電流の記入漏れはないか
遮断容量が書いてあるか
接地種別が全機器に書いてあるか
名称
具体
負荷名称がどこの何かになっているか
将来の増設用に余白が残っているか
点検は全体から接地へ順に進める
点検項目は全体、引込と受電、保護、変圧器と低圧と力率、接地と予備電源の5つの群に分けて追うと漏れにくい。
05
まとめ|単線結線図
情報・手順・点検
1
描けないのではなく決まっていない
用途と規模、負荷リスト、受電方式、受電設備容量、電力会社との協議結果、特殊条件の6つを揃えてから描き始める
先に集める
2
上から下へ順番に描き足す
表題欄から引込、受電部、変成器と継電器、高圧母線、変圧器と力率改善、低圧配電部、接地と凡例の順に育てていく
8ステップ
3
自分で見つけられるミスは自分で
記号の対応、定格の記入漏れ、接地種別、器具番号、負荷名称を順に点検する。器具番号は3つの図をつなぐ鍵になる
提出前
レイアウトの作法は三線結線図や展開接続図に進んだときほど効いてくる。最初から癖にしておくとよい。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます