229 TECHNICAL GUIDE何もできないのではない壁の中かどうかで決まる 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
壁の表面より内側か
契約の変更は入居者の権利
1回路の上限は変わらない
迷ったら着手前に書面で
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
何もできないのではない
壁の中かどうかで決まる
差すだけ置くだけはできる。配線を触る、穴を開けるはできない。
この線引きさえ持っていれば、迷う場面はほとんど消える
1
つの線引き
1500
Wが目安
3
段階で見る
出典:HARITAの設計室「賃貸の電気でできること・できないこと|アンペア変更・コンセント増設・原状回復の線引き」
SECTION
01
この章で答えること
賃貸ではどこまでできるか
手が壁の内側に入るかどうかで、判断はつく
このセクションで扱うこと
01
できることとできないこと
02
契約の変更は誰に言うか
03
遮断器が落ちるときの順番
02
壁の中かどうかで分かれる
線引きの基準
差すだけ置くだけは可
スマートプラグや置き型の照明
退去のときに持ち帰れるものになる
配線を触るのは不可
コンセント増設や専用回路の新設
結線を伴うので資格も許可も要る
判断に迷ったら、手が壁の表面より内側に入る作業かどうかで考える。
接地線は差すだけなら可
接地端子付きのコンセントへつなぐ
壁の中の結線になると資格が要る
穴を開けるのは原則不可
原状回復の対象になってしまう
ピン型の金具でも事前に確認する
退去でもめるのは、勝手に付けたものと、開けた穴の2つがほとんど。
スイッチを人感センサーに替える工事も結線を触るため資格が要る。原状回復の対象にもなるので許可が必要になる。
03
取り違えやすいところ
契約・容量・連絡先
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
賃貸は不可
差す
だけなら可能
工事
を伴うものが不可
上げれば直る
1回路
の上限は同じ
同じ
部屋なら変わらず
変更も許可要る
契約
は入居者の権利
盤の
交換なら許可要る
まず容量を疑う
どこ
で落ちたかが先
左と
右では別の原因
建物全体の容量が決まっていて、1戸だけ増やせないこともある
この4つ、すぐ答えられますか
線引きはどこにあるか
壁の中に手を入れるかどうか。差すだけ置くだけは可、配線を触る穴を開けるは不可
契約の変更は誰に言うか
原則は契約している小売事業者。ただし分電盤の交換が要るなら大家の許可も必要になる
容量を上げると何が変わるか
増えるのは家全体で使える合計。1つの回路で使える上限はおおむね1500Wのまま変わらない
落ちたとき最初に見るもの
分電盤のどれが落ちたか。左端なら家全体の使いすぎ、右側の小さいものならその部屋だけ
計器の側で制限をかける方式の地域では、機器の交換なしに契約を変えられることがある。
04
落ちるときの3手順
見る・分ける・変える
見る
どこ
分電盤のどれが落ちたか確認する
左端なら家全体の使いすぎ
右側の小さいものなら部屋だけ
分ける
1500W
大電力の家電を重ねていないか
1回路の上限はおおむね1500W
別の部屋のコンセントを使う
変える
最後
ここでようやく契約の見直し
基本料金が上がることも考える
延長コードで隣から引くのは避ける
電子レンジ、ドライヤー、電気ケトル、炊飯器、アイロンはそれぞれ1000W以上を使う。重ねれば上限を超える。
05
まとめ|賃貸の電気
線引き・容量・手順
1
壁の中かどうかが線引き
差すだけ置くだけはできて、配線を触る穴を開けるはできない。手が壁の表面より内側に入るかどうかで判断する
1つだけ
2
契約を上げても回路は同じ
増えるのは家全体で使える合計で、1つの回路の上限はおおむね1500Wのまま。同じ部屋で落ちるなら症状は変わらない
上限は不変
3
落ちたらどこで落ちたかを先に
分電盤のどれが落ちたかを見て、大電力の家電が重なっていないか見直す。契約の変更を考えるのはそのあとになる
順番がある
判断に迷ったら、着手する前に大家や管理会社へ書面で確認しておく。退去のときのもめごとを減らせる。
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