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TECHNICAL GUIDE
同じ照度の点は円を描く
真下が最大になる
離れると3乗で暗くなる
谷と隅の2か所を見る
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照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
あの円は等照度線
同じ明るさの点を結ぶ
真下がいちばん明るく、離れるほど暗い。だから範囲は円になる。
円を重ねれば、器具と器具の谷にも暗部は残らない
3
乗で落ちる
2
か所を確認
1
台ぶんの円
出典:HARITAの設計室「強電設備の設計|照度計算の照度範囲の円とは?逐点法の基本」
SECTION
01
この章で答えること
図面のあの円は何なのか
根拠を聞かれて、すぐ答えられるかどうか
このセクションで扱うこと
01
真下がいちばん明るい理由
02
範囲が円になる理由
03
円を重ねる配置の考え方
02
なぜ範囲が円になるか
逐点法と等照度線
真下が最大になる
光源からの距離がいちばん短く
光が正面から当たる位置になる
離れると急に暗い
角度の余弦の3乗で落ちていく
45度で3割強、60度で1割強になる
同じ照度の点を結ぶ
器具直下を中心とした円が描かれ
これが等照度線と呼ばれる
円の外は真っ暗ではなく、段階的に暗くなっていく。円は境界ではなく目安になる。
単体配置は1台で完結
他の器具の応援がない前提なので
小さい円で判定し、間隔もせまくなる
直線配置は隣と足す
中間で2台ぶんを合成して判定し
大きい円の直径が間隔の目安になる
円の半径はその明るさに届く距離。合成を厚くするほど、その距離を長くできる。
天井が高くなると直下照度が下がるため円は小さくなる。取付高さが上がるほど、器具の間隔は詰まっていく。
03
取り違えやすいところ
円・高さ・判定
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
円の外は真っ暗
段階
的に暗くなる
円は
等照度線を示す
天井が高いと
高い
ほど円は小さい
直下
照度が下がるため
半径は計算する
仕様
書の値を使う
式は
理屈を知るため
見るのは谷だけ
隅も
あわせて2か所
壁際
は暗部が残る
壁からの距離は、器具の間隔の約半分以内に収めるのが目安
この4つ、すぐ答えられますか
図面の円が示すもの
同じ照度になる点を結んだ等照度線。必要な明るさを満たす範囲を表している
真下が明るい理由
距離がもっとも短く、光が正面から当たるため。離れると余弦の3乗で落ちていく
天井が高くなると
直下照度が下がるため円は小さくなる。結果として器具の間隔も詰まる
暗くなりやすい2か所
器具と器具の間の谷と、部屋の隅。この2か所で基準を満たすか確認する
単体配置と直線配置のいちばんの違いは、隣の器具との合成照度を使うかどうかにある。
04
実務の3ステップ
読む・引く・確かめる
読む
仕様書
器具を選んで配置間隔表を見る
取付高さの行を探す
必要照度に対する値を読み取る
引く
円
読み取った値を半径にして円を引く
直線配置なら間隔として並べる
格子なら対角の交点で判定する
確認
谷と隅
円どうしが重なっているか
部屋の隅まで届いているか
壁際にも器具を置いて補う
理屈は逐点法、数値はメーカー仕様書。式を知っておくと、カタログの数字を疑えるようになる。
05
まとめ|照度範囲の円
円・合成・確認
1
円は等照度線を描いたもの
同じ照度になる点を結ぶと器具直下を中心とする円になる。円の外は真っ暗ではなく、段階的に暗くなっていく
境界ではない
2
重ねれば暗部は残らない
単体配置は1台で完結し円は小さい。直線配置は隣と足し算するので円は大きく、器具の間隔を広げられる
合成照度
3
確認するのは谷と隅
器具と器具の間の谷と、外側に器具がない部屋の隅。壁からの距離は器具間隔の約半分以内を目安にする
2か所
実務では半径を自分で計算しない。理屈は逐点法で理解し、数値はメーカーの配置間隔表から読み取る。