238 TECHNICAL GUIDE一つでは守りきれない三段構えで感電を防ぐ 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
一次300V・二次150V
二次側は非接地にする
金属部分はC種接地
30Vを超えたら遮断器
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接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
一つでは守りきれない
三段構えで感電を防ぐ
水に沈めて使う照明は、一般の照明より厳しい規定が置かれている。
電圧を絞り、金属部分を接地し、漏電は遮断で止める
300
Vが一次側
150
Vが二次側
30
Vが分かれ目
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【097】|水中照明灯などの施設」
SECTION
01
この章で答えること
なぜここまで厳しいのか
水に触れる環境では、一つの対策では足りない
このセクションで扱うこと
01
電圧を絞る絶縁変圧器
02
金属部分に施す接地
03
遮断器が要る電圧の境
02
三段構えで守る
絞る・接地・遮断
絶縁変圧器で絞る
一次側は300V以下、二次側は150V以下
段階を踏んで電圧を落としていく
二次側は非接地にする
接地しておくほうが安全に見えるが
ここでは接地しないのが決まりになる
金属部分はC種接地
外箱や容器、防護装置の金属部分
接地線は原則2.6mm以上を使う
分岐回路の接続部に限っては、接地線に2.0mm以上のものを使うこともできる。
30Vを超えたら遮断器
二次側の使用電圧が境を超えたときに
漏電を検出する遮断器を設ける
非接地回路用のものを
一般のものではなく特殊な構造の
非接地回路に使えるものを選ぶ
二次側が30V以下のときは、混触防止板に別の種別の接地を施して守る。
二次側の各極には開閉器と過電流遮断器を設ける。電圧を絞ったうえで、回路としての保護も重ねていく。
03
取り違えやすいところ
接地・太さ・遮断
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
二次側も接地
非接地
とするのが決まり
変圧器
で切り離す
接地はD種で
C種
接地を施す
外箱
や防護装置の金属
太さは一律
分岐
の接続部は例外
2.0
mm以上でもよい
低電圧なら不要
30V
を超えれば要る
一般
のものは使えない
30V以下のときは混触防止板に接地を施し、絶縁電線で防護する
この4つ、すぐ答えられますか
電圧の上限
絶縁変圧器の一次側は300V以下、二次側は150V以下に抑える
二次側を接地しない理由
変圧器で系統から切り離し、地面を通る帰り道をつくらないための構成になる
接地線の太さ
原則2.6mm以上。分岐回路の接続部に限って2.0mm以上でも認められる
遮断器が要る境
二次側の使用電圧が30Vを超えるとき。非接地回路用の特殊な構造のものを使う
指定された最大水深を守り、電球は定格容量の範囲で使う。常時水没する器具は水面上に出ないように設置する。
04
施工で効く3つ
水深・封止・接続
水深
指定値
指定された最大水深を守る
電球は定格容量内のものを使う
常時水没なら水面上に出さない
封止
確実に
パッキンを確実に締める
締め忘れは浸水につながる
器具の防護装置も点検しておく
接続
専用
送り接続には専用の器具を使う
一般の接続方法で代用しない
各極に開閉器と遮断器を設ける
変圧器で電圧を絞り、金属部分を接地し、それでも漏れた分は遮断で止める。一つが破れても次が受け止める構成になる。
05
まとめ|水中照明灯
絞る・接地・遮断
1
絶縁変圧器で電圧を絞る
一次側は300V以下、二次側は150V以下とし、二次側の電路は非接地にする。変圧器で系統から切り離す構成になる
300と150
2
金属部分にC種接地を施す
開閉器や過電流遮断器の外箱、容器や防護装置の金属部分が対象。接地線は原則2.6mm以上を使う
2.6mm
3
30Vを超えたら遮断器を設ける
二次側の使用電圧が30Vを超える場合に必要になる。一般のものではなく、非接地回路用の特殊な構造のものを選ぶ
非接地用
水泳プールや噴水など、水に触れる環境で使う照明。一般の照明より厳しい規定が置かれているのはそのため。
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