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TECHNICAL GUIDE
偏ると電圧降下と過熱
単相3線式は40%以下
三相3線式は30%以下
分母は1/2と1/3
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
数値だけ覚えると迷う
先に方式を確定させる
単相3線式は40%以下、三相3線式は30%以下。
分母も総容量の1/2と1/3で違う。混同すると計算ごと狂う
40
%が単相
30
%が三相
2
つの分母
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【002】|不平衡負荷の制限」
SECTION
01
この章で答えること
なぜ偏ってはいけないのか
動けばよいわけではなく、負担が片側に寄る
このセクションで扱うこと
01
偏りが招くもの
02
方式で変わる制限値
03
超えそうなときの手順
02
方式で数値も式も違う
制限値と分母
単相3線式は40%以下
分母は設備の総容量に1/2を掛けた値
負荷を2つに分ける方式だから
三相3線式は30%以下
分母は設備の総容量に1/3を掛けた値
負荷を3つに分ける方式だから
数値も式も違うので、計算を始める前に配線方式を確定させておく。
偏ると負担が寄る
片側だけ電圧降下が大きくなり
過熱の負担も一方に集まっていく
まず均等に振り分ける
容量を大きくする前にやることがある
各相へ負荷を割り直すのが先になる
三相で単相の負荷が偏るときは、結線の方式を変えるか分散して接続する。
各相への負荷が片寄った状態が不平衡負荷。シーソーの片側に荷物が偏ったところを思い浮かべると分かりやすい。
03
取り違えやすいところ
数値・分母・対処
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
動けば問題ない
電圧
降下と過熱を招く
上限
が定められている
どの方式も同じ
単相
は40%以下
三相
は30%以下
分母は総容量
単相
は総容量の1/2
三相
は総容量の1/3
容量を上げる
均等
に振り分けるのが先
結線
を変える手もある
大型の機器など、制限が適用されない例外の規定も置かれている
この4つ、すぐ答えられますか
不平衡負荷とは何か
各相への負荷が片寄っている状態。偏ると電圧降下や過熱の負担が増えていく
単相3線式の制限値
設備の不平衡率で40%以下。分母は設備の総容量に1/2を掛けた値になる
三相3線式の制限値
設備の不平衡率で30%以下。分母は設備の総容量に1/3を掛けた値になる
超えそうなときの手順
まず各相へなるべく均等に振り分ける。三相で偏るなら結線方式や分散接続を検討する
同じ感覚で扱うと計算ごと狂ってしまう。計算の前に、どちらの配線方式かを確定させるのがこつになる。
04
計算の3手順
確定・計算・判定
確定
方式
単相3線式か三相3線式か決める
ここで分母の取り方が変わる
制限値も同時に決まってくる
計算
分母
各線間の設備容量を出しておく
単相は総容量の1/2で割る
三相は総容量の1/3で割る
判定
上限
単相は40%以下に収める
三相は30%以下に収める
超えたら振り分けを見直す
三相で単相の負荷が偏る場合、台数に応じて結線の方式を変えるか、各相へ分散して接続する方法がある。
05
まとめ|不平衡負荷
理由・数値・手順
1
偏ると負担が片側に寄る
各相への負荷が片寄ると電圧降下や過熱の負担が増える。だから不平衡率に上限が定められている
理由
2
数値も式も方式で変わる
単相3線式は40%以下で分母は総容量の1/2、三相3線式は30%以下で分母は総容量の1/3になる
40と30
3
超えそうならまず振り分ける
容量を大きくする前に、各相へなるべく均等に割り直す。三相で偏るなら結線方式や分散接続も検討する
手順
計算の前に配線方式を確定させる。数値だけを覚えていると、どちらの式だったか迷うことになる。