248
TECHNICAL GUIDE
関係者以外は操作不可
環境で盤の形を選ぶ
過負荷保護は必須
コンデンサは負荷側へ
248
受変電 / TECHNICAL GUIDE
数値は少ないが
置く場所とつなぐ位置
高圧電動機のルールは、操作用配電盤をどこに置くか、
過負荷をどう守るか、コンデンサをどこにつなぐかの3つ
3
つの要点
5
段階で確認
1
m以上離す
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【120】|高圧電動機」
SECTION
01
この章で答えること
大型の動力を高圧で回す
感電と火災のリスクがあるぶん、施設のルールは細かい
このセクションで扱うこと
01
操作用配電盤の場所
02
過負荷保護と電線
03
進相コンデンサの位置
02
位置と組み合わせで決まる
盤・保護・力率
操作用配電盤は場所を選ぶ
関係者以外が簡単に操作できない場所に置き
電動機ごとに専用の盤とするのが望ましい
環境に合わせて形を選ぶ
ガス・粉じん・湿気の多い場所では
防爆形・防じん形・防湿形の盤を選定する
過電流保護の遮断器は必ず設け、電動機には過負荷保護装置を備える。
コンデンサは負荷側へ
高圧進相用コンデンサは、負荷の操作用
開閉器の負荷側に接続するのが基本
限流ヒューズで守る
コンデンサには限流ヒューズを設ける
他のヒューズで代用することもできる
可燃性油を封入したコンデンサは、壁や天井から1m以上離して設置する。
電線の太さと容量は、内線規程3815-1表に準拠して選定する。
03
取り違えやすいところ
盤・保護・接続
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
誰でも触れる
関係者
以外は操作不可
専用
の盤が望ましい
途中につなぐ
コンデンサ
は負荷側へ
開閉器
の負荷側にする
保護は不要
限流ヒューズ
を設ける
代用
も認められている
容量は大きく
無効分
を超えないこと
本線
より細くしない
可燃性油を封入したものは壁・天井から1m以上離す
この4つ、すぐ答えられますか
操作用配電盤の場所
関係者以外が簡単に操作できない場所に設置する。電動機ごとに専用の盤とするのが望ましい
環境で選ぶ盤の形
ガス・粉じん・湿気の多い場所では、防爆形・防じん形・防湿形の配電盤を選定する
過負荷保護の考え方
過電流保護の遮断器は必ず設け、電動機には過負荷保護装置を備える。温度検知タイプも認められる
コンデンサの接続位置
負荷の操作用開閉器の負荷側に接続し、限流ヒューズとともに設置する
接続位置は図面では小さな違いに見えるが、電源側に入れると保護も力率改善も意図どおりに働かない。
04
確認する3つ
盤・保護・コンデンサ
配電盤
場所
関係者以外は操作できない場所
環境に応じて防爆・防湿形に
電動機ごとに専用の盤とする
過負荷
保護
過電流保護の遮断器は必ず設置
電動機には過負荷保護装置を
温度を検知するタイプでもよい
力率
位置
操作用開閉器の負荷側につなぐ
限流ヒューズとセットで設ける
容量は負荷の無効分まで
電線の太さと容量は3815-1表に準拠する。本線より細い配線は認められない。
05
まとめ|高圧電動機の施設
場所・保護・接続
1
盤は場所と形で決まる
関係者以外が簡単に操作できない場所に設置する。ガス・粉じん・湿気の多い場所では防爆形・防じん形・防湿形を選ぶ
操作用盤
2
過負荷保護は欠かせない
過電流保護の遮断器に加え、電動機には過負荷保護装置を備える。温度を検知するタイプも認められている
必ず設ける
3
コンデンサは位置が要点
負荷の操作用開閉器の負荷側に接続し、限流ヒューズとともに設置する。可燃性油入りは壁・天井から1m以上離す
負荷側へ
数値そのものは多くない。位置と組み合わせを図面で確かめておくと確実になる。