256 TECHNICAL GUIDE接地はひとくくりでなく機器と電圧で変わる 技術図書館へ
256
TECHNICAL GUIDE
高圧変圧器と避雷器はA種
300V超の低圧はC種
低圧側と混触防止板はB種
避雷器は雷サージを逃がす
256
受変電 / TECHNICAL GUIDE
接地はひとくくりでなく
機器と電圧で変わる
屋外の配電用機器は、雷と混触の2つのリスクにさらされる。
避雷器と混触防止板は役割が違い、接地の種別も違う
3
つの視点
3
種の接地
500
Ωに緩和
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【021】|屋外配電用変圧器などの施設」
SECTION
01
この章で答えること
人目につきにくい機器
屋外に置く変圧器・開閉器・避雷器にもルールがある
このセクションで扱うこと
01
設置と接続
02
機器ごとの接地工事
03
安全装置の役割
02
何から守る装置かで見分ける
設置・接地・保護
設置は技術基準に従う
高圧屋外配電用変圧器は電気設備技術基準
第38条に従って設置する
低圧配線との接続
OW電線または同等以上のもので接続し
充電部は隠ぺいや防水など状況に応じて保護
接地の種別は機器と電圧で変わる。図面では何から守る装置かをあわせて見る。
避雷器はA種で雷を逃がす
雷サージを確実に大地へ逃がすため
A種接地工事が必須で、接地抵抗は低く保つ
混触防止板はB種で守る
変圧器内部で高圧側と低圧側がふれ合ったとき
高圧が低圧側へ侵入するのを防ぐ板になる
開閉器と過電流遮断器は、保護および保安上必要な箇所に施設する。
300Vを超える低圧屋外変圧器の外箱などはC種接地工事になる。
03
取り違えやすいところ
接地・保護・緩和
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
接地は全部同じ
機器
と電圧で変わる
高圧
の変圧器はA種
避雷器もB種
避雷器
はA種接地工事
混触
防止板がB種に
低圧は全部D種
300V
を超えるとC種
低圧側
の中性点はB種
開閉器は1つ
保安上
必要な箇所へ
遮断器
とあわせて置く
C種とD種は条件を満たせば500Ω以下に緩和できる
この4つ、すぐ答えられますか
設置と接続
高圧屋外配電用変圧器は電気設備技術基準第38条に従う。接続はOW電線か同等以上で
接地の種別
高圧変圧器の外箱や避雷器はA種、300V超の低圧外箱はC種、低圧側と混触防止板はB種
避雷器と混触防止板
避雷器は雷サージを大地へ逃がす。混触防止板は高圧が低圧側へ侵入するのを防ぐ
接地抵抗の緩和
動作時間0.5秒以内の漏電遮断器を設けるなどの条件でC種とD種は500Ω以下に緩和できる
避雷器と混触防止板はそれぞれ別の役割を担い、接地の種別も異なっている。
04
確認する3つ
設置・接地・安全装置
設置
接続
技術基準に従っているか
接続はOW電線か同等以上で
充電部は隠ぺいや防水で保護
接地
種別
高圧の変圧器と避雷器はA種
300V超の低圧外箱はC種
低圧側と混触防止板はB種
保護
装置
開閉器と過電流遮断器の位置
避雷器は接地抵抗を低く保つ
混触防止板で高圧の侵入を防ぐ
屋外電線路は、感電や火災を防ぐよう状況に応じた安全対策をとる。
05
まとめ|屋外配電用変圧器など
設置・接地・保護
1
設置は技術基準に従う
高圧屋外配電用変圧器は電気設備技術基準第38条に従って設置する。低圧配線とはOW電線または同等以上で接続する
第38条
2
接地は機器と電圧で選ぶ
高圧の変圧器と避雷器はA種、300Vを超える低圧屋外変圧器の外箱はC種、低圧側や混触防止板はB種が基本になる
A・B・C種
3
何から守るかで見分ける
避雷器は雷サージを大地へ逃がす装置、混触防止板は高圧が低圧側へ侵入するのを防ぐ板。役割が違えば接地も違う
雷と混触
C種とD種は、動作時間0.5秒以内の漏電遮断器を設けるなどの条件で500Ω以下に緩和できる。
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館へ 矢印キー・スワイプでページを送れます