262
TECHNICAL GUIDE
一次側は対地電圧300V以下
二次側は60V以下
二次側に過電流遮断器
電線は0.8mm以上
262
照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
小さな灯りでも
配線は手を抜けない
在室か退室かを示す小さな回路。絶縁変圧器で二次側を
60V以下に絞り、試験で確かめ、電線は管に収める
60
V以下
1
分間の試験
0.8
mm以上
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【100】|出退表示灯回路の施設」
SECTION
01
この章で答えること
出入口の小さな表示灯
会議室や更衣室で、人の在室と退室を灯りで示す回路
このセクションで扱うこと
01
使用電圧の基準
02
絶縁変圧器と保護
03
配線の基準
02
絞る・確かめる・収める
電圧・試験・配線
一次側は対地電圧300V以下
絶縁変圧器を使って、安全な電圧に落として
から表示灯を動作させるのが基本になる
二次側の使用電圧は60V以下
小勢力回路に該当する場合は
内線規程3560節に基づいて施設できる
絶縁耐力試験は定格150V以下が交流1,500V、150V超が2,000Vで各1分間。
二次側に過電流遮断器を
変圧器や配線の焼損を防ぐために設ける
変圧器のすぐ近くに置くことが望ましい
電線は太さと収容を守る
直径0.8mm以上の軟銅線相当のコードなど
通信用ケーブルなら0.65mm以上とする
キャブタイヤやケーブル以外は、金属管・合成樹脂管・線ぴ・ダクトに収容する。
設置場所に応じて内線規程3560-3に準じる。地中・地上・架空・移動用で項が分かれる。
03
取り違えやすいところ
変圧器・保護・配線
ありがちな理解
実際は
根拠・補足
容量が合えば可
絶縁変圧器
を使う
試験
に合格したものを
低電圧だから
二次側
にも保護が要る
遮断器
は変圧器の近くへ
太さは自由
0.8mm
以上の軟銅線で
通信用
は0.65mm以上
そのまま留める
金属管
や線ぴに収容する
ケーブル
なら収容は不要
小勢力回路に該当すれば3560節でも施設できる
この4つ、すぐ答えられますか
一次側と二次側の電圧
一次側電路の対地電圧は300V以下、二次側電路の使用電圧は60V以下
絶縁耐力試験の条件
定格150V以下は交流1,500V、150V超は交流2,000Vを1分間加える
過電流遮断器の位置
絶縁変圧器の二次側に設ける。変圧器のすぐ近くが望ましい
配線に使う電線
直径0.8mm以上の軟銅線相当。通信用ケーブルは0.65mm以上
小勢力回路に該当するかどうかで、適用できる条項と配線方法の選択肢が変わる。
04
確認する3つ
電圧・試験・配線
電圧
絞る
一次側は対地電圧300V以下
二次側の使用電圧は60V以下
絶縁変圧器を使って落とす
試験
保護
150V以下は交流1,500V
150V超は交流2,000Vで
二次側に過電流遮断器を設ける
配線
収容
0.8mm以上の軟銅線相当
通信用は0.65mm以上でよい
管や線ぴ、ダクトに収容する
絶縁耐力試験はいずれも1分間加える。合格したものを選定して使う。
05
まとめ|出退表示灯回路
電圧・試験・配線
1
電圧を二段で絞る
絶縁変圧器を使い、一次側電路の対地電圧は300V以下、二次側電路の使用電圧は60V以下として動作させる
300Vと60V
2
試験で確かめて保護する
絶縁耐力試験は定格150V以下が交流1,500V、150V超が交流2,000Vで各1分間。二次側に過電流遮断器を設ける
1分間
3
電線は太さと収容を守る
直径0.8mm以上の軟銅線相当のコードなど、通信用ケーブルは0.65mm以上。管や線ぴ、ダクトに収容する
0.8mm
小勢力回路に該当する場合は、内線規程3560節に基づいて施設することもできる。