286 TECHNICAL GUIDEkVAは見かけ、kWは仕事力率はその割合 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
kWは実際に仕事をする
kvarは磁界づくりに要る
kVAは見かけの大きさ
力率はkWをkVAで割る
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
kVAは見かけ、kWは仕事
力率はその割合
単位が違うのは、見ている場所が違うから。
容量の打合せは、この3つの関係でほどける
kVA
は見かけ
kW
が仕事
kvar
は磁界
出典:HARITAの設計室「【新人講座 第3回】電力・電力量・力率ってなに?」
SECTION
01
この章で答えること
なぜ単位が3つあるか
見ている場所が違うだけ。関係がわかれば容量も決まる
このセクションで扱うこと
01
3つの単位の関係
02
力率が示すもの
03
図面と実務での効き方
02
3つの単位と力率の関係
単位・力率・実務
kWは実際に仕事をする電力
光る、回る、温めるといった働きをする分
有効電力と呼ばれるもの
kvarは磁界づくりに要る電力
仕事はしないが、電動機や変圧器が磁界を作るために
行ったり来たりする分。無効電力と呼ばれる
kVAは見かけの大きさ。電線や変圧器は、このサイズに耐える必要がある。
力率はkWをkVAで割った値
三角形で見ると、kVAの2乗はkWの2乗とkvarの2乗の和
無効分が減るほど力率は上がっていく
容量はkVAで決まる
80kWで力率0.80なら100kVAが必要になる
0.95に改善すれば約84kVAで済む
kWは勢い、kWhは積み重ね。電気代の従量分はkWhで計算される。
無効電力は悪者ではない。問題になるのは多すぎることで、ゼロが目標ではない。
03
3つの単位と力率
単位・力率・実務
単位
呼び方
中身
kW
有効電力
のこと
実際
に仕事をする
kvar
無効電力
のこと
磁界
づくりに要る
kVA
皮相電力
のこと
見かけ
の大きさになる
力率
kWをkVA
で割った値
割合
を表している
kVAはkWを力率で割って求める
この4つ、すぐ答えられますか
変圧器容量の出し方
kVAはkWを力率で割る。80kWで力率0.80なら100kVA
力率を改善した効果
0.95に改善すると約84kVA。約16kVAの余裕が生まれる
kWとkWhの違い
kWは勢い、kWhは積み重ね。電気代の従量分はkWh
図面での使い分け
変圧器や発電機はkVA表記、機器や契約はkW表記になる
三角形で確かめると、kVAの2乗はkWの2乗とkvarの2乗を足した値になる。
04
確認する3つ
単位・力率・実務
単位
中身
kWは実際に仕事をする分
kvarは磁界づくりに要る
kVAは見かけの大きさ
力率
割合
kWをkVAで割って求める
低いと大きな容量が要る
ゼロを目指す話ではない
実務
表記
変圧器や発電機はkVA表記
機器や契約はkW表記になる
改善すると容量に余裕が出る
力率を良くする代表が進相コンデンサ。遅れと逆の性質を並列に入れて打ち消す。
05
まとめ|kW・kvar・kVAと力率
単位・力率・実務
1
見ている場所が違うだけ
kWは実際に仕事をする有効電力、kvarは磁界づくりに要る無効電力、kVAは見かけの大きさである皮相電力になる
3つの単位
2
力率はkWをkVAで割る
力率が低いと、同じ仕事をするのに大きな変圧器や太い電線が必要になる。三角形ではkVAの2乗がkWとkvarの2乗の和になる
割合で見る
3
容量はkVAで決まる
80kWで力率0.80なら100kVA、0.95に改善すれば約84kVA。変圧器や発電機はkVA表記、機器や契約はkW表記になる
kW÷力率
無効電力は悪者ではない。ゼロにするのではなく、ちょうどよく減らしていく。
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