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TECHNICAL GUIDE
保守点検が容易な位置に
3.7kW超は始動装置
始動器間は60%以上
トロリー線は3.5m以上
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
低圧電動機は位置と
始動と配線で見る
保守点検しやすい位置に置き、出力に応じた始動装置を選ぶ。
そのうえで始動器まわりの配線と高さを確かめる
3.7
kW超
60
%以上
3.5
m以上
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【068】|低圧電動機」
SECTION
01
この章で答えること
どこから決めていくか
据付けの位置、始動装置の要否、配線と高さを順に見る
このセクションで扱うこと
01
位置と始動装置
02
始動器まわりの配線
03
水中電動機とトロリー線
02
位置・始動・配線の3つ
位置・始動・配線
保守点検が容易な位置に置く
軸受の給油、スリップリングの点検、ブラシ取替えなど
作業しやすい位置に施設する(水中電動機等を除く)
始動装置は出力で決まる
出力3.7kWを超える三相誘導電動機は原則として必要
特殊かご形などは始動装置なしも認められる
火花を発するおそれのある開放形は、火花が易燃性の物に達しない場所に設置する。
始動器と電動機の間の配線
電動機分岐回路の配線許容電流の60%以上の電線を使う
始動時に流れる電流が小さくなるためとされている
トロリー線の施設
がいし引きで露出施設する場合は床面から3.5m以上
人が通る場所から手が届かない範囲に施設する
電磁式のスターデルタでは、停止中に巻線へ電圧を加えない措置を講じる。
位置を決め、始動装置を選び、配線と高さを確かめる。この順で整理できる。
03
確認する項目と内容
位置・始動・配線
確認する項目
規程が示す内容
補足
設置位置
保守点検
が容易な位置
水中
電動機などは除く
始動装置
3.7kW
超は原則必要
特殊かご形
などは例外
始動器間
60%
以上の電線に
線電流
が小さくなる
トロリー線
3.5m
以上の高さに
がいし引き
の露出施設
電磁式は停止中に電圧を加えない
この4つ、すぐ答えられますか
始動装置が要る出力
出力3.7kWを超える三相誘導電動機が原則の対象
始動装置の例外
特殊かご形や、契約電力に対して出力が小さい場合など
始動器と電動機間の配線
電動機分岐回路の配線許容電流の60%以上の能力を持つ電線
トロリー線の高さ
がいし引きの露出施設では床面から3.5m以上
水中電動機の配線は、原則として一種以外のキャブタイヤケーブルを用いる。
04
確認する3つ
位置・始動・配線
位置
据付
保守点検の空間はあるか
軸受やブラシに手が届くか
開放形の火花が届かないか
始動
出力
出力は3.7kWを超えるか
例外にあたる条件はあるか
停止中の巻線対策をしたか
配線
高さ
始動器間は60%以上か
トロリー線は3.5m以上か
手が届かない範囲にあるか
水中電動機には過負荷保護装置か、温度検出による焼損防止装置を設ける。
05
まとめ|低圧電動機の施設
位置・始動・配線
1
保守点検しやすい位置に
軸受の給油、スリップリングの点検、ブラシ取替えなどが容易にできるように施設する。水中電動機などは除かれる
据付の基本
2
始動装置は出力で決まる
出力3.7kWを超える三相誘導電動機は原則として始動装置が必要。特殊かご形などは始動装置なしも認められる
3.7kW超
3
配線と高さで守る
始動器と電動機の間は配線許容電流の60%以上。トロリー線をがいし引きで露出施設する場合は床面から3.5m以上
60%と3.5m
位置を決め、始動装置を選び、配線と高さを確かめる順で整理していく。