307 TECHNICAL GUIDE電気の保護とガスの保護をそろえる 技術図書館へ
307
TECHNICAL GUIDE
対地電圧は150V以下
直流側は短絡保護を当てる
交流回路は専用回路とする
電気室に2つの検知装置
307
引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
電気の保護と
ガスの保護をそろえる
対地電圧を抑え、直流と交流にそれぞれの保護を当てる。
燃料電池はガス側の検知と遮断まで含めて成り立つ
150
V以下に
直流
短絡を保護
ガス
検知と遮断
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【111】|系統連系型小出力燃料電池発電設備及び系統連系型小出力蓄電池設備の施設」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
範囲と電圧、配線と保護、ガス側の対策の順に見る
このセクションで扱うこと
01
適用範囲と対地電圧
02
配線方法と保護
03
保護装置と電気室
02
電圧・配線・ガス対策
電圧・配線・ガス
対地電圧は150V以下に抑える
燃料電池や電池に接続される電路の対地電圧は150V以下
対象は直流変換装置を経て引込口装置に至る配線と機器
配線は原則ケーブル
配線はケーブルが原則で、乾燥した環境では他の方法も可
直流側は短絡保護のため過電流遮断器などを設ける
短絡電流が小さい燃料電池などは、直流側の過電流遮断器が例外的に不要となる。
交流回路は専用回路にする
交流回路は専用回路として過電流遮断器で保護する
識別の表示をはっきりさせておく
ガス側は検知・遮断・警報
燃料電池には燃料ガス漏えい検知装置と自動遮断装置を設ける
異常時に知らせる警報装置もあわせて備える
電気室には異常気圧検知装置と異常温度上昇検知装置を設ける。
電気の保護とガスの保護はどちらも必要。片方だけでは成り立たない。
03
確認する項目と内容
電圧・配線・ガス
確認する項目
規程が示す内容
補足
対地電圧
150V
以下に抑える
直流変換
から引込口まで
配線方法
ケーブル
が原則になる
乾燥
した環境は例外
直流側
短絡保護
を当てる
短絡電流
が小さいと例外
交流回路
専用回路
として保護する
識別
の表示も付ける
電気室には2つの検知装置を設ける
この4つ、すぐ答えられますか
電路の対地電圧
燃料電池や電池に接続される電路は150V以下とする
直流側の保護
短絡保護のため過電流遮断器などを設ける。小電流は例外
燃料電池の保護装置
燃料ガス漏えい検知装置、自動遮断装置、警報装置の3つ
電気室の検知装置
異常気圧検知装置と異常温度上昇検知装置を設ける
スイッチを切った状態でも感電を考え、微弱な電流への対策を行う。
04
確認する3つ
電圧・配線・ガス
電圧
範囲
対地電圧は150V以下か
引込口装置までが対象か
パワコン経由の連系か
配線
保護
配線はケーブルが原則か
直流側に短絡保護があるか
交流は専用回路にしたか
ガス
検知
漏えい検知装置があるか
自動遮断と警報を備えたか
電気室に検知装置があるか
交流回路を他の負荷と共用しない。識別の表示もあわせて確認する。
05
まとめ|燃料電池と蓄電池の施設
電圧・配線・ガス
1
まず対地電圧を抑える
燃料電池や電池に接続される電路の対地電圧は150V以下。直流変換装置を経て引込口装置に至る配線と機器が対象
150V以下
2
直流と交流に保護を当てる
配線はケーブルが原則。直流側は短絡保護のため過電流遮断器などを設け、交流回路は専用回路として保護し識別表示を付ける
短絡と専用
3
ガス側の対策までそろえる
燃料電池には漏えい検知装置、自動遮断装置、警報装置を設ける。電気室には異常気圧と異常温度上昇の検知装置を設ける
検知・遮断
電気設備としての保護に、ガス設備としての検知と遮断が加わって安全になる。
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