311
TECHNICAL GUIDE
対地電圧は150V以下
変圧器ごとに専用開閉器
露出は2cmから4cm以上
隠ぺい場所は6cm以上
311
照明・コンセント / TECHNICAL GUIDE
電圧で離隔が変わり
支持点も決まる
看板や装飾に使うネオンは、管灯回路が1,000Vを超える。
分岐回路、離隔距離、支持と接地の順にたどる
150
V以下に
4
cmまで離隔
6
cmは隠ぺい
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【060】|1,000Vを超えるネオン放電灯」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
回路と変圧器、離隔距離、支持と接地の順に見る
このセクションで扱うこと
01
分岐回路とネオン変圧器
02
配線と造営材の離隔
03
ネオン管の支持と接地
02
回路・離隔・支持
回路・離隔・支持
対地電圧は150V以下が原則
管灯回路が1,000Vを超えるネオン放電灯が対象になる
条件を満たす住宅以外は300V以下とできる
変圧器ごとに専用の開閉器
15A分岐回路または20A配線用遮断器分岐回路で使用する
数個をつなぐ場合は各変圧器ごとに専用の2極開閉器を設ける
露出場所の離隔は6,000V以下で2cm、9,000V以下で3cm、超えると4cm以上になる。
隠ぺい場所は一律6cm以上
点検できる隠ぺい場所では電圧の区分によらず6cm以上
貫通部は厚さ4mm以上のがい管に収める
支持はがいしで管端から
ネオン管はがいしで支持し、造営材と直接触れないようにする
管端から8cm以上12cm以下と中間に支持点を設ける
接地線は直径2.6mmのIV電線。二次側を接地する場合は地絡遮断装置を施設する。
露出と隠ぺいで離隔の考え方が変わる。電圧の区分もあわせて確かめる。
03
離隔距離と施設の要点
回路・離隔・支持
施設場所と項目
規程が示す内容
補足
露出場所
6,000V以下
は2cm以上
9,000V
以下は3cm以上
9,000V超
離隔は
4cm以上
電圧
で段階が変わる
隠ぺい場所
一律
6cm以上
点検
できる場所で
支持と接地
管端から
8〜12cmで
接地線
は2.6mmのIV
貫通部は厚さ4mm以上のがい管に収める
この4つ、すぐ答えられますか
露出場所の離隔
6,000V以下は2cm、9,000V以下は3cm、超えると4cm以上
隠ぺい場所の離隔
点検できる隠ぺい場所では電圧の区分によらず6cm以上
変圧器を数個つなぐ
各変圧器ごとに専用の2極開閉器またはコンセントを設ける
貫通部の施設
厚さ4mm以上のがい管に収め、両端を造営材から4cm以上出す
ネオン変圧器は簡易接触防護措置を施し、二次側を直列や並列に接続して使ってはならない。
04
確認する3つ
回路・離隔・支持
回路
電圧
対地電圧は150V以下か
15Aか20Aの分岐回路か
変圧器ごとに開閉器か
離隔
場所
露出か隠ぺいかを見たか
電圧の区分を確かめたか
貫通部にがい管があるか
支持
接地
がいしで支持しているか
管端8〜12cmに支持点か
二次側に地絡遮断装置か
ガラス管に収める場合は厚さ1mm以上、支持点の間隔は50cm以下にする。
05
まとめ|1,000V超のネオン放電灯
回路・離隔・支持
1
回路と変圧器を確かめる
対地電圧は150V以下が原則。15A分岐回路か20A配線用遮断器分岐回路で使い、変圧器ごとに専用の2極開閉器を設ける
150V以下
2
離隔は場所と電圧で変わる
露出場所は6,000V以下で2cm、9,000V以下で3cm、超えると4cm以上。点検できる隠ぺい場所は一律6cm以上
2から4cm
3
支持と接地でしめる
がいしで支持し、管端から8cm以上12cm以下と中間に支持点。接地線は直径2.6mmのIV電線を使う
8から12cm
高電圧を扱うため、普通の照明の感覚で計画すると離隔と支持で漏れが出やすい。