312 TECHNICAL GUIDE電源装置と母線と温度の3点で守る 技術図書館へ
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TECHNICAL GUIDE
電源装置は接近できない構造に
母線の充電部を防護する
接続部は金具や溶接で確実に
高温部は冷却と耐熱材料
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
電源装置と母線と
温度の3点で守る
大電流を扱うため、普通の盤や配線と同じ感覚では危険側に振れる。
守る場所を3つに絞って確かめていく
電源
接近を防ぐ
母線
充電部を防護
温度
冷却と耐熱
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【072】|高周波及び低周波誘導炉」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
電源装置、電気炉母線、温度と磁気の順に見る
このセクションで扱うこと
01
電源装置の施設
02
電気炉母線の施設
03
絶縁・冷却・耐熱と磁気
02
電源・母線・温度
電源・母線・温度
電源装置は接近できない構造に
電動発電機や発振器などに架台、さく、隔壁を設ける
取扱者以外が容易に接近できないようにする
熱とじんあいから守る
電気炉からの熱とじんあいで障害を受けないようにする
適切な床や隔壁を設けて遮る
母線の充電部には柵やダクトなどの保護措置を設け、感電を防ぐ。
母線は太さと配置と接続で守る
太さや配置を適切に設計して過熱、短絡、地絡を防ぐ
接続部は接続金具や溶接、ろう付けで確実につなぐ
高温部は冷却と耐熱材料
温度が異常に上昇するおそれのある部分には強制冷却装置
温度が大きく上がる部分には耐熱性の絶縁材料を使う
壁などの貫通部の支持枠は、磁気の流れを妨げない構造にする。
電源装置、母線、温度の3つに絞ると、確認の抜けを見つけやすくなる。
03
確認する場所と措置
電源・母線・温度
確認する場所
規程が求める措置
補足
電源装置
架台やさく
を設ける
床や隔壁
で熱を遮る
母線の充電部
柵やダクト
で防護する
感電
を防ぐための
母線と接続部
太さと配置
を設計する
溶接
やろう付けで
高温部と貫通部
強制冷却
と耐熱材料
支持枠
は磁気を妨げず
母線には絶縁性能と機械的強度も要る
この4つ、すぐ答えられますか
電源装置の構造
取扱者以外が容易に接近できないよう架台、さく、隔壁を設ける
母線で防ぐ事故
感電のほか、過熱、短絡、地絡を防ぐ設計にする
接続部の施工
接続金具、または溶接やろう付けで確実に接続して過熱を防ぐ
温度が上がる部分
ファンなどの強制冷却装置と、耐熱性の絶縁材料を使う
誘導炉は高周波または低周波の誘導電流で金属などを加熱する炉になる。
04
確認する3つ
電源・母線・温度
電源
隔離
架台やさくを設けたか
隔壁で熱を遮っているか
じんあい対策があるか
母線
防護
充電部を防護しているか
太さと配置は適切か
接続部は確実につないだか
温度
磁気
強制冷却装置を設けたか
耐熱の絶縁材料を使うか
貫通部の支持枠を見たか
母線と支持部品には、短絡や漏電に備えた絶縁性能と機械的強度が求められる。
05
まとめ|誘導炉の施設
電源・母線・温度
1
電源装置を隔離する
電動発電機や発振器などに架台、さく、隔壁を設け、取扱者以外が容易に接近できない構造にする。熱とじんあいも遮る
接近を防ぐ
2
母線は防護と設計で守る
充電部に柵やダクトを設けて感電を防ぐ。太さと配置で過熱、短絡、地絡を防ぎ、接続部は金具や溶接、ろう付けで確実につなぐ
充電部と接続
3
温度と磁気に手を当てる
異常に温度が上がるおそれのある部分に強制冷却装置、大きく上がる部分に耐熱性の絶縁材料。貫通部の支持枠は磁気を妨げない構造に
冷却と耐熱
大電流を扱う設備なので、確認する場所を順にたどって抜けを見つけていく。
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