316
TECHNICAL GUIDE
原則は対地電圧150V以下
条件を満たせば300V以下
50A超は回路を分割する
端子の温度上昇は40℃以下
316
受変電 / TECHNICAL GUIDE
電圧は150V以下
回路は50A以下に
高温になり、引火のおそれがある場所で使われることも多い。
電圧、回路の分割、装置内の配線と場所で確かめる
150
V以下が原則
50
Aで分割
40
℃以下に
出典:HARITAの設計室「内線規程の解釈と解説【070】|工業用赤外線灯加熱装置」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
電圧と回路、装置内の配線、場所の順に見る
このセクションで扱うこと
01
適用範囲と分岐回路
02
ソケットと装置内の配線
03
可搬形と設置場所
02
電圧・回路・場所
電圧・回路・場所
原則は対地電圧150V以下
対地電圧150V以下の赤外線装置の施設に適用される
所定の条件を満たせば300V以下とすることができる
50Aを超えたら分割する
一装置の最大使用電流が50Aを超える場合が対象になる
ユニットまたは群ごとに分け、各回路を50A以下にする
300V以下にできるのは、接触防護装置、キー等点滅機構なし、屋内配線と直接接続のいずれかを満たす場合。
装置内の配線と端子
装置内の電線は直径1.6mm以上の軟銅線などを使う
端子部の温度上昇は40℃以下に抑える
施設できない場所がある
爆発性ガスが充満するおそれのある場所には施設しない
可燃性じんあいのある場所も対象から外れる
ソケットはキーレスで、磁器または同等以上の耐熱性と絶縁性のあるものを使う。
電圧で範囲が決まり、電流で回路が分かれ、場所で施設の可否が決まる。
03
確認する項目と内容
電圧・回路・場所
確認する項目
規程が示す内容
補足
対地電圧
原則
は150V以下
条件付き
で300V以下
最大使用電流
50A超
なら分割する
各回路
を50A以下に
装置内の配線
直径
1.6mm以上に
端子
は40℃以下に
設置場所
爆発性ガス
の場所は不可
じんあい
のある場所も
スプレーブース装置からは極力離す
この4つ、すぐ答えられますか
原則の対地電圧
対地電圧150V以下の赤外線装置の施設に適用される
300V以下の条件
接触防護装置、キー等点滅機構なし、屋内配線と直接接続のいずれか
50Aを超えるとき
ユニットまたは群ごとに分割し、各回路を50A以下とする
装置内の電線
直径1.6mm以上の軟銅線など。端子部の温度上昇は40℃以下
コンベア式などでは、停止時に赤外線電球を自動消灯する保護装置を設ける。
04
確認する3つ
電圧・回路・場所
電圧
範囲
対地電圧は150V以下か
300V以下の条件に合うか
灯具の点滅機構を見たか
回路
分割
最大使用電流は50A超か
ユニットごとに分けたか
各回路は50A以下か
場所
配線
爆発性ガスの場所でないか
じんあいのある場所でない
可搬形はキャブタイヤか
50Aを超えたら電線を太くするのではなく、回路そのものを分けて抑える。
05
まとめ|赤外線灯加熱装置の施設
電圧・回路・場所
1
まず対地電圧を確かめる
原則は対地電圧150V以下の赤外線装置に適用される。接触防護装置などの条件を満たせば300V以下とできる
150V以下
2
50Aを超えたら回路を分ける
一装置の最大使用電流が50Aを超える場合は、ユニットまたは群ごとに分割し、各回路の最大使用電流を50A以下にする
各回路50A
3
配線と場所で仕上げる
装置内の電線は直径1.6mm以上の軟銅線など、端子部の温度上昇は40℃以下。爆発性ガスやじんあいのある場所には施設しない
40℃以下
装置そのものが高温になるうえ、端子の緩みや接触不良でさらに発熱する点に注意する。