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TECHNICAL GUIDE
受雷部・引下げ導線・接地極
高さ20m超で設置が義務
クラスⅣは半径60m
引下げ導線は間隔20m
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接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
受ける・流す・逃がす
3つの部品のリレー
屋上の突針、パラペットの帯、外壁を下りる線は1つの設備。
受雷部・引下げ導線・接地極の役割から押さえる
20
m超で義務
60
mの球で見る
3
つの部品
出典:HARITAの設計室「避雷設備(避雷針)のきほん|新人向け」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
部品の役割、義務になる条件、数字の読み方の順に見る
このセクションで扱うこと
01
受ける・流す・逃がす
02
どんな建物に必要か
03
引下げ導線と接地極
02
受ける・流す・逃がす
受雷・導線・接地
受雷部で雷を受ける
突針、水平導体、メッシュ導体の3つのかたちがある
金属の笠木や手すりも、規格を満たせば受雷部に使える
高さ20m超の建物で義務
建築基準法で20mを超える部分を保護するよう設ける
危険物施設や火薬庫は高さに関係なく求められる
一般の建物はLPSクラスⅣ以上、危険物施設はクラスⅠが基本になる。
引下げ導線で地面まで流す
2条以上を外周に沿って等間隔、できるだけ建物の角に置く
クラスⅣなら平均間隔は20m以下にする
接地極で大地に逃がす
引下げ導線ごとに打つA形と、建物をぐるりと囲むB形がある
接地抵抗は10Ω未満が推奨になる
避雷針が守るのは建物そのもの。中の機器を雷サージから守るのは別の対策になる。
3つの部品がリレーで雷電流を受け渡す。どれか1つ欠けても成り立たない。
03
部品と数字の要点
受雷・導線・接地
確認する項目
記事が示す内容
補足
受雷部
突針
や水平導体
メッシュ
導体も使う
設置の義務
高さ20m
を超える建物
危険物施設
は高さ不問
クラスⅣ
回転球体
は半径60m
メッシュ幅
は20mになる
引下げ導線
2条以上
を外周に
平均間隔
は20m以下
雨どいの中に引下げ導線を入れない
この4つ、すぐ答えられますか
3つの部品
受雷部で受け、引下げ導線で流し、接地極で逃がす
義務になる建物
高さ20mを超える建物と、消防法の危険物施設など
守れる範囲の確認
保護角法、回転球体法、メッシュ法で確かめる
接地極の2つの形
引下げ導線ごとに打つA形と、建物を囲むB形
鉄骨造や鉄筋がつながったRC造では、構造体を引下げ導線として使える。
04
確認する3つ
受雷・導線・接地
受雷
部品
突針か水平導体か
屋上の角と縁を見たか
笠木を使えるか
導線
配置
2条以上を外周に
角を優先して置いたか
間隔は20m以下か
接地
抵抗
A形かB形か
試験用接続部があるか
10Ω未満を目安に
外壁に導線が見えなくても、構造体利用のことがある。ないと早とちりしない。
05
まとめ|避雷設備のきほん
受雷・導線・接地
1
受ける・流す・逃がす
受雷部で雷を受け、引下げ導線で地面まで運び、接地極で大地に広げて逃がす。3つの部品のリレーでできている
3つの部品
2
義務は高さと用途で決まる
高さ20mを超える建物は20mを超える部分を保護する。危険物施設は高さに関係なく求められる
20m超
3
数字はクラスで読む
クラスⅣなら回転球体の半径60m、メッシュ幅20m、引下げ導線の平均間隔20m。接地抵抗は10Ω未満が推奨
クラスⅣ
古い図面の保護角60°や10Ω・50Ωは旧JISの値。今の設計とは読み方が違う。