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TECHNICAL GUIDE
距離Lに比例
電流Iに比例
太さSに反比例
係数35.6は単相2線式
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幹線・電圧降下 / TECHNICAL GUIDE
遠くへ送るほど
電圧は痩せる
電線にも抵抗があり、電流が通ると途中で電圧が食われる。
距離・電流・太さの3つに分けると打ち手が見える
105
Vが101Vへ
係数
は方式で違う
3
つの打ち手
出典:HARITAの設計室「新人講座 第13回|電圧降下の計算」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
なぜ下がるか、式の分解、実務での使いどころの順に見る
このセクションで扱うこと
01
末端で電圧が痩せる理由
02
距離・電流・太さの効き方
03
打ち手と係数の注意
02
距離・電流・太さ
距離・電流・太さ
電線にも抵抗がある
細くて長い電線ほど抵抗が大きくなる
電流が通ると途中で電圧が食われていく
末端では電圧が痩せる
盤で105Vでも、50m先では101Vになる例がある
照明が暗い、モーターのトルクが出ないなどが起きる
降下は距離Lに比例、電流Iに比例、太さSに反比例する。
打ち手は式から読める
盤を負荷の近くに置いて距離を減らす
電圧を上げて電流を減らす、1サイズ太くする
係数は方式ごとに変わる
35.6は銅の抵抗率から出た単相2線式の係数
単相3線式や三相3線式では係数が変わる
短い回路は許容電流で、長い回路は電圧降下でサイズが決まる。
許容電流で太さを決めたら、電圧降下で検算する。それが今回の式の役目になる。
03
要素と打ち手
距離・電流・太さ
要素
式での位置
効かせる打ち手
距離 L
分子
で比例
盤を
負荷の近くへ
電流 I
分子
で比例
電圧を
上げて減らす
太さ S
分母
で反比例
1サイズ
上の電線に
計算例
2.0mmで
5.8%
5.5sqで
3.7%に
許容電流ではなく電圧降下が太さを決めた
この4つ、すぐ答えられますか
盤と末端の電圧
盤で105Vでも末端では下がる。電線で電圧を消費する
3つの要素
距離Lと電流Iに比例し、太さSに反比例する
下がりすぎた時の手
盤を近くへ、電圧を上げる、太くするの3つ
係数35.6
銅の抵抗率から出た単相2線式の係数。方式で変わる
敷地外周の屋外灯は100mを超えることもある。末端の電圧は式で先読みしておく。
04
確認する3つ
距離・電流・太さ
距離
こう長
こう長を拾ったか
遠い負荷はないか
盤の位置を見直すか
電流
電圧
負荷電流を見たか
電圧を上げられるか
回路を分けられるか
太さ
係数
許容電流で選んだか
電圧降下で検算した
方式の係数は合うか
図面でやけに太い配線があれば、電圧降下で太さが決まった可能性がある。
05
まとめ|電圧降下の計算
距離・電流・太さ
1
電線でも電圧が食われる
電線にも抵抗があり、細く長いほど大きい。盤で105Vでも50m先では101Vまで下がる例がある
105Vから101V
2
3つの要素に分けて見る
降下は距離Lと電流Iに比例し、太さSに反比例する。遠い・大電流・細いが揃うと危険
L・I・S
3
打ち手は式から読む
盤を近くへ、電圧を上げて電流を減らす、1サイズ太くする。係数は配電方式ごとに変わる
3つの打ち手
計算例では2.0mmで5.8%、5.5sqに太くして3.7%。電圧降下が太さを決めた。