333 TECHNICAL GUIDEkまでは小文字Mからは大文字 技術図書館へ
333
TECHNICAL GUIDE
kが小文字なのは省令で明記
V・A・Wは人名由来で大文字
境目はキロとメガの間
KWと書いても違反ではない
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受変電 / TECHNICAL GUIDE
kまでは小文字
Mからは大文字
kWやkVAのkが小文字なのは、省令で定めている。
V・A・Wが大文字なのは、人名に由来する記号だから
k
は小文字
M
から大文字
人名
は大文字
出典:HARITAの設計室「そうだったのか小ネタ⑨|kVAのkは、なぜ小文字なのか」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
決めている法令、大文字と小文字の境目、人名由来の規則の順に見る
このセクションで扱うこと
01
決めている省令
02
接頭語の大小の境目
03
人名に由来する記号
02
法令・接頭語・人名
法令・接頭語・人名
決めているのは省令
kが小文字であることは計量法にもとづく省令で定めている
国際文書にも明記されているが、理由の説明はない
境目はキロとメガの間
デカ・ヘクト・キロの3つだけが例外で小文字
メガ以上の倍量は大文字、デシ以下はすべて小文字
kWのkは小文字、MWのMは大文字。桁が三つ上がるだけで大小が変わる。
V・A・Wは人名由来
1948年の国際度量衡総会の決議で原則を定めた
記号が固有名詞に由来する場合は大文字を用いる
KWと書いても違反ではない
省令が定めた書き方からは外れている
ただし罰則があるのは単位であって記号ではない
なぜキロまでが小文字なのかという理由だけは、どの一次資料にも書かれていない。
規則はきちんと文書化されている。そのうえで、理由だけがすっぽり抜けている。
03
記号の大小と根拠
法令・接頭語・人名
記号
大小
根拠
k(キロ)
小文字
が例外
省令
に明記
M(メガ)
大文字
で書く
メガ
以上の倍量
V・A・W
大文字
で書く
人名
に由来する
m・s・g
小文字
で書く
人名
ではない
kまでが小文字の理由は書かれていない
この4つ、すぐ答えられますか
決めているもの
計量法ではなく、計量法にもとづく省令
接頭語の境目
キロとメガの間。1,000倍までは小文字
大文字の規則
記号が人名に由来する場合は最初の文字を大文字にする
KVAと書くと
書き方からは外れるが、記号に罰則はない
電気設備技術基準の解釈の全文には、KW・KVAの表記は1件も出てこない。
04
確認する3つ
法令・接頭語・人名
接頭
大小
kは小文字で書くか
Mは大文字で書くか
境目を言えるか
記号
人名
V・A・Wは大文字か
人名由来と言えるか
m・sは小文字か
図面
表記
kWと書いているか
KVAを直すか決めた
法令の用語に合うか
図面の表記を揃えるときは、法令の書き方に合わせてkWとkVAで統一する。
05
まとめ|kVAのkの小文字
法令・接頭語・人名
1
規則は省令にある
kが小文字であることは計量法にもとづく省令で定めている。国際文書にも明記されている
省令で明記
2
境目はキロとメガ
デカ・ヘクト・キロだけが例外で小文字。メガ以上の倍量は大文字、デシ以下はすべて小文字
kとM
3
V・A・Wは人名由来
1948年の国際決議で、記号が固有名詞に由来する場合は大文字と定めた。電気の単位は人名由来が多い
1948の決議
なぜキロまでが小文字なのかは、記録に残っていない。分かることと分からないことを分ける。
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