337 TECHNICAL GUIDE同じ言葉でも判定の単位が違う 技術図書館へ
337
TECHNICAL GUIDE
無窓階は階で判定
無窓の居室は居室ごと
令8区画は別の対象物とみなす
条番号が改正で移った
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防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
同じ言葉でも
判定の単位が違う
無窓も区画も、消防法と建築基準法の両方に出てくる。
判定の単位も数値も目的も違うので、まず法律を確かめる
で判定
居室
ごと
R6
に改正
出典:HARITAの設計室「建築消防|消防法と建築基準法で意味が違う用語」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
無窓の違い、区画の違い、条番号の移動の順に見る
このセクションで扱うこと
01
無窓階と無窓の居室
02
令8区画と防火区画
03
改正で動いた条番号
02
無窓・区画・条番号
無窓・区画・条番号
無窓階は消防法
判定の単位は階。屋外からの進入と避難を見ている
11階以上は開口部の面積、10階以下は大きな開口部の数
無窓の居室は建築基準法
判定の単位は居室。採光と排煙の開口部を見ている
採光は床面積の1/20、排煙は1/50が境目
同じ建物で、無窓階だが無窓の居室はない、という組み合わせも普通に起こる。
令8区画は判定単位を切る
区画された部分を、それぞれ別の対象物とみなす
区画をつくれという規定ではない
防火区画は設置の義務
面積・高層・竪穴・異種用途の区画を設けさせる
延焼の拡大を防ぎ、避難の時間を確保する
令和6年の改正で、無窓階の根拠は規則第5条の2から第5条の5に移った。
無窓と聞いたら、まずどちらの法律の話かを確かめるところから始める。
03
無窓階の開口部の判定
無窓・区画・条番号
項目
11階以上
10階以下
判定方法
面積
で判定
個数
で判定
開口部
直径50cm
の円
直径1m
の円など
必要な量
床面積
の1/30超
2つ
以上
道に面す
適用
しない
必要
になる
開口部の下端は床面から1.2m以内
この4つ、すぐ答えられますか
無窓階の根拠
消防法施行令第10条と、施行規則第5条の5
無窓の居室の根拠
建築基準法第35条と、施行令第116条の2
令8区画の構造
開口部のない耐火構造の床か壁で区画された部分
古い資料の条番号
改正前の条番号は、今の条文では別の規定を指す
無窓階と判定されると、消防用設備等の設置基準が一段厳しくなる。
04
確認する3つ
無窓・区画・条番号
無窓
判定
階の話か居室の話か
11階以上か10階以下か
開口部の要件は4つ
区画
目的
令8区画か防火区画か
別の対象物とみなすか
設置の義務があるか
根拠
条番号
今の条番号で引いた
改正前の資料でないか
どちらの法律か書いた
条番号を引くときは、令和6年4月の改正の前か後かを確かめる。
05
まとめ|消防法と建築基準法の同じ言葉
無窓・区画・条番号
1
無窓は階か居室か
無窓階は消防法で階ごとに判定し、無窓の居室は建築基準法で居室ごとに判定する。見ているものも違う
単位が違う
2
区画は切るか仕切るか
令8区画は別の対象物とみなして判定単位を切る。防火区画は区画そのものの設置を義務づける
目的が違う
3
条番号は改正で動く
令和6年4月の改正で、無窓階の根拠は規則第5条の2から第5条の5に移った。古い資料の条番号に注意する
R6の改正
同じ言葉を見たら、まずどちらの法律の話かを確かめてから数値を読む。
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