338 TECHNICAL GUIDE何kW載せるかより何%自分で使えるか 技術図書館へ
338
TECHNICAL GUIDE
売電は5年目から8.3円
自家消費率で手元が決まる
まず使う時間を昼へ
蓄電池は停電への備え
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
何kW載せるかより
何%自分で使えるか
5年目からは、売った電気と使った電気で値打ちが大きく違う。
太陽光の損得は、発電量ではなく自家消費率で決まる
24
円は4年目
8.3
円は5年目
4
倍の差
出典:HARITAの設計室「太陽光は何kW載せるかより何%自分で使えるか」(2026年8月時点)
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
売電単価の変化、自家消費率、上げる方法の順に見る
このセクションで扱うこと
01
売電単価の2段階
02
自家消費率の考え方
03
上げる方法と蓄電池
02
単価・割合・方法
単価・割合・方法
売電単価は2段階
住宅用は1〜4年目が24円、5〜10年目が8.3円
一方で、買う電気は30円台になっている
自家消費率で決まる
発電のうち、売らずに自分で使えた割合
同じ5kWでも、この割合で手元に残る額が変わる
発電の山は昼、消費の山は朝と夕方。重なった部分だけが買わずに済んだ電気。
まず使う時間を昼へ
洗濯や食洗機を昼のタイマーへ寄せる
給湯機の沸き上げを昼にすると効果が大きい
蓄電池は最後に考える
昼の余りを夜へ回す。上の方法で埋まらない差を買う
買っているのは、停電時に電気がある状態
蓄電池を先に入れても、自家消費率が低いままでは、ためる電気が足りない。
損得は発電量ではなく、使える割合で決まる。安い方法から順に上げていく。
03
自家消費率を上げる方法
単価・割合・方法
方法
費用
効き方
使う時間
設定
の変更のみ
昼の時間
へ寄せる
大きな機器
設定
で済むことが多い
沸き上げ
を昼に
蓄電池
高い
設備になる
余り
を夜へ回す
EV充電
生活
パターン次第
昼に
充電できるか
安い方法から順に試す
この4つ、すぐ答えられますか
蓄電池の年間メリット
ためられるkWh×365日×(買う単価−売る単価)
5kWhの場合
年およそ4.8万円。150万円なら回収に約31年
見積で見る3点
保証の範囲、実効容量、停電時に使える回路
試算を見るとき
前提の自家消費率を何%に置いているかを確かめる
初期4年の24円で、太陽光パネル単体の回収は以前より速くなっている。
04
確認する3つ
単価・割合・方法
単価
売電
4年目までは24円か
5年目から8.3円か
買う単価と比べた
割合
昼の
昼に人がいる家か
重なりを見積もった
試算の前提を見た
方法
順番
まず昼へ寄せたか
給湯を昼にしたか
蓄電池は最後か
制度や料金は変わる。検討するときは、その時点の一次情報で確かめる。
05
まとめ|太陽光の自家消費率
単価・割合・方法
1
売電は5年目から安くなる
住宅用の売電は1〜4年目が24円、5〜10年目が8.3円。買う電気は30円台なので、使うほうが値打ちが高い
24円と8.3円
2
損得は自家消費率で決まる
発電のうち売らずに使えた割合で、手元に残る額が変わる。同じ5kWでも、家の生活パターンで差が出る
使える割合
3
安い方法から順に上げる
まず使う時間を昼へ寄せ、次に大きな機器の運転時間を変える。蓄電池は停電への備えとして判断する
蓄電池は最後
何kW載せるかの前に、自分の家でどれだけ使えるかを見積もる。
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