34 TECHNICAL GUIDEC種接地工事300V超・10Ω以下 技術図書館へ
34
TECHNICAL GUIDE
電技解釈 第17条第3項
接地抵抗 10Ω以下
過電流遮断器の定格電流で決まる
0.39kN以上/1.6mm以上
34
解説資料 / TECHNICAL GUIDE
C種接地工事
300V超・10Ω以下
300Vを超える低圧用機器が対象。漏電による感電の危険度が大きい場合に施す。
接地線の太さは過電流遮断器の定格電流で決まる
300
V超が対象
10
Ω以下
1.6
mm以上(軟銅線)
出典:HARITAの設計室「C種接地工事について」ほか
SECTION
01
この章で答えること
D種との違いは?
分かれ目は使用電圧。300Vを境に対象も抵抗値も変わる
このセクションで扱うこと
01
対象と接地抵抗値
02
接地線の決め方
01
C種接地工事の規定
対象機器 → 抵抗値 → 接地線サイズ の順に押さえる
項目
規定
備考
対象
300Vを超える機器
低圧用機器の金属製外箱等
感電の危険度大
漏電による
接地抵抗値
10Ω以下
D種は100Ω以下
同じではない
接地線の太さ
遮断器の定格で決まる
機器の容量からは決めない
下表を参照
機械的強度
0.39kN以上
または直径1.6mm以上の軟銅線
太さと併せて
満たすようにする
根拠は電技解釈 第17条第3項。300Vを超える低圧用機器の金属製外箱等の接地に施す
D種との違い
分かれ目は電圧
300Vを境に分かれる。300Vを超えるものがC種
抵抗値が違う
C種は10Ω以下、D種は100Ω以下
接地線は同じ表
太さの決め方(過電流遮断器の定格電流)は共通
「C種とD種は対象機器の種類で分かれる」ではない。使用電圧で分かれる。
02
接地線サイズ|過電流遮断器の定格電流
機器の容量ではなく、その回路の過電流遮断器の定格で決まる
過電流遮断器の定格電流
接地線の太さ
区分
30 A以下 / 50 A以下
1.6 / 2.0 mm以上
径で表す範囲
100 A以下 / 150 A以下
5.5 / 8 mm²以上
断面積で表す
200 A以下 / 400 A以下
14 / 22 mm²以上
同上
600〜1200 A以下
38〜100 mm²以上
600/800/1000/1200A
同上
30A以下は1.6mm以上、50A以下は2.0mm以上、100A以下は5.5mm²以上、200A以下は14mm²以上、1200A以下は100mm²以上
決めるときの順序
1|使用電圧
300Vを超えるかどうかでC種かD種かを決める
2|遮断器の定格
その回路の過電流遮断器の定格電流を確認する
3|表から引く
定格電流に対応する接地線の太さを読む
4|強度も確認
機械的強度(0.39kN以上/1.6mm以上)も満たす
この表はD種と共通。違うのは対象の電圧区分と接地抵抗値のほうになる。
03
まとめ|C種で押さえること
対象と抵抗値、接地線の決め方
1
対象は300Vを超える低圧用機器
漏電による感電の危険度が大きい場合に施設する。D種との分かれ目は使用電圧300V
金属製外箱等
2
接地抵抗値は10Ω以下
C種とD種で抵抗値が異なる。同じではない点に注意する
D種は100Ω以下
3
接地線は遮断器の定格で決まる
過電流遮断器の定格電流に応じて決まる。あわせて機械的強度(0.39kN以上/直径1.6mm以上)も満たす
機器の容量ではない
D種と並べて覚えると混同しない。電圧範囲と抵抗値の違いを見比べておく。
出典:電気設備技術基準の解釈 第17条第3項 ほか(適用は最新版で確認)
1 / 1

HARITAの設計室|技術図書館 矢印キー・スワイプでページを送れます