342 TECHNICAL GUIDE電気料金は5つに分けて説明する 技術図書館へ
342
TECHNICAL GUIDE
請求額は5つでできている
契約電力は過去1年の最大
力率で基本料金が変わる
燃料費は数か月遅れで効く
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引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
電気料金は
5つに分けて説明する
電気代が上がった理由は、請求額を分解すると説明できる。
単価は動かせないが、契約電力・力率・使用量は動かせる
5
つの要素
15
%下がる
12
か月効く
出典:HARITAの設計室「電気代が上がったを5つに分解する」(2026年7月末時点)
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
請求額の5つの要素、基本料金のしくみ、建物側でできることの順に見る
このセクションで扱うこと
01
請求額の5つの要素
02
契約電力と力率
03
建物側で動かせるもの
02
要素・基本料金・対策
要素・基本料金・対策
請求額は5つでできている
基本料金と電力量料金に、燃料費調整額を足し引き
さらに再エネ賦課金を足して、政府の支援を引く
請求書に出ない費用がある
送配電網の利用料と容量拠出金は項目に出てこない
電力量料金などの中に溶け込んでいる
単価を決めるのは小売事業者や国。建物側で動かせるものは限られている。
契約電力は過去1年の最大
高圧の実量制では、30分ごとの最大値で決まる
一度のピークが、12か月間ずっと基本料金を決める
力率で基本料金が変わる
基本料金は(185−力率)÷100を掛けて決まる
力率を85%から100%にすると、15%下がる
燃料費調整額は3〜5か月前の燃料価格で決まる。為替の影響は遅れて出てくる。
漠然とした電気代の相談を、要素ごとの説明と投資回収の話に置き換える。
03
請求額の5つの要素
要素・基本料金・対策
要素
請求書
決める人
基本料金
出る
項目
小売
事業者
電力量料金
出る
項目
小売
事業者
燃料費調整
出る
項目
燃料価格
と為替
再エネ賦課金
出る
項目
国が
年1回決める
政府の支援は値引きとして出る
この4つ、すぐ答えられますか
再エネ賦課金の単価
2026年度は1kWhあたり4.18円。前年度は3.98円
適用が始まる時期
2026年5月の検針分から。4月検針分は前年度の単価
燃料費調整のずれ
3〜5か月前の3か月平均の燃料価格で決まる
契約電力の決まり方
当月を含む過去1年の各月の最大需要電力の最大値
単価や制度は時点で変わる。約款と公表資料で最新の内容を確かめる。
04
確認する3つ
要素・基本料金・対策
契約
電力
ピークを見ているか
デマンド監視はあるか
運転時刻をずらせる
力率
改善
今の力率は何%か
コンデンサの劣化は
更新の効果を試算
使用
使用量
照明をLEDにしたか
空調の効率は
断熱や自家消費は
単価は動かせない。動かせるのは契約電力・力率・使用量の3つ。
05
まとめ|電気料金の中身
要素・基本料金・対策
1
請求額は5つの要素
基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金・政府の支援。請求書に出ない費用も中に含まれている
分けて説明
2
基本料金は最大値と力率
高圧の契約電力は過去1年の最大需要電力で決まる。力率を85%から100%にすると基本料金は15%下がる
12か月と15%
3
建物側で動かせる3つ
契約電力を下げる、力率を改善する、使用量を減らす。この3つを金額に直すと提案しやすくなる
契約・力率・量
電気代の相談を、要素ごとの説明と投資回収年数の話に置き換える。
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