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TECHNICAL GUIDE
まず保護範囲に入れる
離隔距離sをとる
離せなければボンディング
入口にSPDを付ける
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接地・雷保護 / TECHNICAL GUIDE
屋上の機器は
入れて、離して、つなぐ
室外機や太陽光、アンテナも、雷を受ければ建物に電流を運ぶ。
保護範囲に入れて離隔をとり、離せなければボンディングする
3
つの守り方
s
は離隔距離
SPD
を入口に
出典:HARITAの設計室「屋上の機器と避雷設備|保護範囲・離隔距離・ボンディング」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
保護範囲、離隔距離、ボンディングとSPDの順に見る
このセクションで扱うこと
01
保護範囲に入れる
02
離隔距離の求め方
03
離せないときの対処
02
範囲・離隔・接続
範囲・離隔・接続
まず保護範囲に入れる
受雷部がつくる保護範囲の中に機器を置く
機器の上端と角、架台の高さまで範囲に入れる
届かなければ受雷部を足す
縁の受雷部だけで届かない機器には棒状の受雷部を立てる
メッシュより上に出る機器は、メッシュだけでは守れない
条件を満たす金属の機器や架台は、自然の受雷部として扱える。
離隔距離sをとる
受雷部や引下げ導線に近いと、機器へ火花が飛び移る
s=ki×kc÷km×lで求め、高い建物ほど大きくなる
離せなければつなぐ
機器を受雷部に直接ボンディングする
雷電流の一部が電線で入るので、入口にSPDを付ける
竣工後に増える室外機や太陽光が、保護範囲と離隔の確認からいちばん漏れやすい。
屋上の機器は、入れて離すのが基本。離せないときだけ、つないで入口で逃がす。
03
離隔距離の係数
範囲・離隔・接続
係数
決まるもの
値の例
ki
LPS
のクラス
0.04
(Ⅲ・Ⅳ)
kc
引下げ
導線の本数
0.44
(3本以上)
km
間の
材料
空気1
/固体0.5
l
導線
に沿った長さ
ボンディング
点までのm
s=ki×kc÷km×l
この4つ、すぐ答えられますか
l=20mの場合
クラスⅢ・引下げ4本・空気で、sは約0.35m
l=60mの場合
同じ条件で、sは約1.06mまで大きくなる
間がコンクリート
kmが0.5になり、必要な距離は2倍になる
lを短くする
途中の階で導線を鉄骨や鉄筋とボンディングする
部分的な雷電流が流れる線には、それに耐えるクラスⅠ試験のSPDを選ぶ。
04
確認する3つ
範囲・離隔・接続
範囲
入れる
上端と角まで入るか
架台の高さを見たか
受雷部を足したか
離隔
離す
sを計算したか
配管や電線も離した
間の材料を見たか
接続
逃がす
受雷部につないだか
入口にSPDはあるか
シールドをつないだ
受雷部の追加やボンディングで防水を貫通するときは、防水処理を忘れない。
05
まとめ|屋上の機器と避雷設備
範囲・離隔・接続
1
保護範囲に入れる
機器の上端と角、架台の高さまで保護範囲に入れる。届かなければ棒状の受雷部を足す
上端と角
2
離隔距離sをとる
s=ki×kc÷km×lで求める。高い建物の屋上ほど長さlが伸び、必要な離隔が大きくなる
高いほど大きい
3
離せなければつなぐ
機器を受雷部にボンディングし、建物に入る電源線や信号線にSPDを付ける
入口にSPD
屋上に機器を置く工事では、そのたびに保護範囲と離隔を確かめる。