355 TECHNICAL GUIDE認定品と推奨品は非常電源の有無で選ぶ 技術図書館へ
355
TECHNICAL GUIDE
離隔は3mから1mへ
認定品は非常電源を含む
推奨品は一般負荷だけ
銘板で見分ける
355
防災・消防 / TECHNICAL GUIDE
認定品と推奨品は
非常電源の有無で選ぶ
どちらも屋外の離隔が3mから1mに緩和される点は同じ。
非常電源専用受電に使えるのは、認定品のほうだけ
1
mに緩和
3
mが原則
4
つのタイプ
出典:HARITAの設計室「受変電設備の設計|消防認定キュービクルと推奨キュービクル」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
認定品と推奨品、4タイプの比較、3mが取れないときの順に見る
このセクションで扱うこと
01
認定品と推奨品の違い
02
4タイプの比較
03
3mが取れないとき
02
違い・比較・離隔
違い・比較・離隔
認定品は非常電源を含む
避難・救助・初期消火の消防用電源を確保する受電設備
書類と現場の審査に合格し、正面扉に認定品の銘板を付ける
推奨品は一般負荷だけ
消防用設備等がなく、一般の設備負荷だけをつなぐ
消防長が火災予防上支障がないと認める構造のもの
屋外の離隔が3m以上から1m以上に緩和されるのは、認定品も推奨品も同じ。
非常電源なら認定品
非常電源専用受電に使えるのは認定品と告示適合品
推奨品は使えない(1,000m²以上の特定防火対象物を除く)
一般負荷なら推奨品
離隔の緩和が目的なら、推奨品でコストを抑えられる
屋内なら、不燃材で区画した室と同等に扱われる
改修するときは再認定が必要になる。コストの増加と合わせて考える。
非常電源を取るなら認定品。一般負荷だけで離隔を縮めたいなら推奨品。
03
4つのタイプの比較
違い・比較・離隔
タイプ
屋外の離隔
非常電源受電
告示適合品
3m
以上のまま
使える
(証明書が要る)
認定品
1m
以上に緩和
使える
(認定書あり)
推奨品
1m
以上に緩和
使えない
(例外あり)
一般仕様
3m
以上のまま
使えない
が安価
価格は認定品が高く、一般仕様が安い
この4つ、すぐ答えられますか
3mが取れないとき1
建物側の隣接部分を不燃材料にし、開口部がなければ緩和
3mが取れないとき2
開口部がある場合は、防火戸を設ける
それも不可能なら
認定品か推奨品にして、キュービクル側の耐火性能を高める
見分け方
正面扉の銘板に、認定品か推奨品かが表示されている
設計図に認定品とあっても、非常電源専用受電とは限らない。用途を確かめる。
04
確認する3つ
違い・比較・離隔
負荷
非常
消防用電源を取るか
一般負荷だけか
非常電源受電か
離隔
3m
3mを取れるか
隣接部は不燃か
開口部に防火戸は
選定
費用
認定か推奨か
改修時の再認定は
銘板を確かめた
離隔が緩和されるからといって、推奨品で非常電源専用受電はできない。
05
まとめ|消防認定キュービクルと推奨品
違い・比較・離隔
1
離隔の緩和は共通
屋外の離隔が3m以上から1m以上に緩和されるのは、認定品も推奨品も同じ
3mから1mへ
2
非常電源なら認定品
非常電源専用受電に使えるのは認定品と告示適合品。推奨品は一般負荷だけに使う
推奨品は不可
3
3mが取れないとき
隣接部を不燃材料に、開口部には防火戸を。それも無理なら認定品か推奨品で耐火性能を高める
不燃・防火戸
非常電源を取るかどうかで選ぶ。改修時の再認定とコストも見込んでおく。
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