357 TECHNICAL GUIDE太陽光の屋根は影と方角を先に見る 技術図書館へ
357
TECHNICAL GUIDE
影は1枚で回路全体に効く
南100・東西83・北62
1kWに5〜7m²
傾斜20〜40度は差2%
357
引込・受電 / TECHNICAL GUIDE
太陽光の屋根は
影と方角を先に見る
屋根の5つの条件は同じ重さではない。効く順に並べて見る。
影・方角・面積・傾斜・屋根材の順に、発電量への影響が大きい
83
%が東西
62
%が北
2
%の差
出典:HARITAの設計室「太陽光発電に向いている屋根とは?方角・傾斜・面積・影の見方」
SECTION
01
この章で答えること
どこから確かめるか
影と方角、面積と傾斜、屋根の形の順に見る
このセクションで扱うこと
01
影と方角
02
必要な面積と傾斜
03
屋根の形と現地調査
02
影・方角・面積
影・方角・面積
影は1枚で全体に効く
直列のパネルは、いちばん発電していない1枚に引きずられる
判定は冬至前後の9時と15時に影がかからないか
方角は南を100として
南東・南西は96%、東西は83%、北は62%
東西は朝夕に発電するので、自家消費が増えることもある
夏の正午に影がないことを根拠にされたら、注意信号と考える。
面積は1kWに5〜7m²
5kWなら25〜35m²が目安
端の離隔や突起物で、2〜3割は載らない
傾斜は気にしなくてよい
20〜40度なら差は2%以内に収まる
陸屋根は水平のままだと約88%まで落ちる
影が避けられないなら、パネル1枚ごとに制御する機器で被害を閉じ込められる。
優先順位は影・方角・面積・傾斜・屋根材。前の2つは後から変えられない。
03
容量と必要な屋根面積
影・方角・面積
容量
屋根面積
パネル枚数
3kW
15〜21
7〜8
4kW
20〜28
10枚
前後
5kW
25〜35
12〜13
6kW
30〜42
15枚
前後
パネルは400W級での目安
この4つ、すぐ答えられますか
影のもと
電柱と電線、隣家、煙突や天窓、樹木、寄棟の隣の面
樹木の見方
落葉樹も成長する。10年後の高さで考える
載らない面積
軒先・けらばからの離隔、突起物、割り付けの半端
地域の最適角度
関東〜関西は28〜32度、九州・沖縄は20〜26度
屋根が40m²あるから6kW載る、という単純な計算にはならない。
04
確認する3つ
影・方角・面積
日影
時刻
冬至の9時を見たか
15時も見たか
10年後の樹木は
方角
向き
南向きの面はあるか
東西なら自家消費
北面は避けたか
面積
傾斜
2〜3割引いたか
陸屋根の架台は
割り付けを見たか
載せられる面すべてに載せましょう、に根拠を持って答えられる状態をめざす。
05
まとめ|太陽光に向いている屋根
影・方角・面積
1
影がいちばん効く
直列のパネルは発電の少ない1枚に引きずられる。冬至前後の9時と15時に影がかからないかで判定する
冬至の9時15時
2
方角は南を100として
南東・南西は96%、東西は83%、北は62%。東西は朝夕の自家消費が増える場合もある
東西83・北62
3
面積は2〜3割引く
端の離隔や突起物、割り付けの半端で載らない面積が出る。傾斜は20〜40度なら差は2%以内
1kWに5〜7m²
影と方角は後から変えられない。ここだけは妥協しない。
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